紅林は、ゴールデン・グラブ賞の連続受賞を目指し、特に西武ライオンズの源田壮亮選手に挑戦状を叩きつける形で初受賞を狙っている
今季は、右肩痛や腰痛に悩まされ、116試合出場の成績に終わった紅林は、「自分はまだ一流ではない」と、自らの成長を実感している
彼の取り組みの一環として、「ヒンジ動作」の強化が挙げられる
この動作は、膝をわずかに曲げた状態を維持し、尻を後方に突き出すことで、股関節を支点にして体を前に倒す姿勢を指す
紅林は、「股関節の柔軟性がなければ、ヒンジ動作を深く取ることができず、さらに大きな筋肉、特に太腿やお尻の筋肉を利用できない」と説明
自身が鍛錬不足であったと認識し、「間違った動きが多かった」と反省を口にした
このキャンプで彼は、全体練習終了後に2時間ずつのトレーニングを積み重ね、計50種類以上のメニューを消化している
自身の成長を強く意識する中で、「今までの勢いだけでは限界がある」と感じた紅林は、「正しい動きの中での反復練習が必要」と改めて気づいたという
春からの経験を糧に、彼は「秋季キャンプの成果を今後も続けていくことが大切」と強調し、オフシーズンも成長を止めない意気込みを示した
彼のこの姿勢は、若手選手が多く加入する中で、チームの模範となるだろう
紅林は、「日々トレーニングを行い、成長し続けなければならない」と明言し、名手への道をひたむきに進み続ける
オリックス・紅林選手の真摯な取り組みを見ていると、彼が自身の限界を超えようとする姿勢に感心します。年齢にかかわらず、基礎からの見直しに取り組んでいることが、今後の活躍につながるかもしれません。若手選手にとって、彼のような先輩がいることは貴重なロールモデルとなるでしょう。
キーワード解説
- ゴールデン・グラブ賞とは?: プロ野球において、守備の優秀さを表彰する賞で、毎年最も守備が優れた選手に与えられます。
- ヒンジ動作とは?: 股関節を支点にして前屈みになる動作のことで、関節の柔軟性を高め、効率的な動きを可能にする重要な要素です。

