阪神・中川勇斗、契約更改で「10本塁打」の誓いを立てる

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阪神タイガースの若手捕手、中川勇斗選手(21)が19日、兵庫県の西宮市に位置する球団事務所で契約更改交渉を行い、460万円増の年俸1000万円でサインしました

中川選手は、次なるシーズンに向けて「10本塁打を打ちたい」と意気込み、自身のフルスイングを貫くことに決意を固めています

契約更改と新たな目標

中川選手は、高校卒業から4年目となる今季、プロ初安打を記録するなど、着実に成長を遂げてきました

昨年の秋季キャンプからは外野手として出場する機会が増え、プロ初出場は4月30日の中日戦、初スタメンや初安打は5月6日の巨人戦で発生しました

さらに、8月7日には初本塁打も記録するなど、このシーズンはキャリアのブレークスルーの年となりました

シーズン成績と今後の展望

中川選手は今季、25試合に出場し、打率は.268、2打点、2本塁打という成績を残しましたが、自己評価は高くなく、「シーズン終盤には自分のスイングが小さくなってしまった」と振り返ります

相手投手に恐怖心を与える打撃を取り戻すために、オフシーズンにおいてはスイング技術を徹底的に磨く意向を示しました

秋季キャンプと指導方針

17日に終了した秋季キャンプでは、藤川監督が若手メンバーに対して辛口の評価を下しました

「手応えは全くない

MVPもいない」との監督言葉は、来シーズンに向けた厳しい教訓として受け取られています

藤川監督としては、春季キャンプに向けて大きく成長した選手たちを期待している様子です

自主トレーニングでの成長
今オフも中川選手は、DeNAの牧選手との合同自主トレに参加し、スイングスピードの違いから多くのことを学んでいると言います

「スイングスピードのことを聞きたい」と語る中川選手は、自己成長への強い意欲を見せています

同世代のライバルたちが次々とプロ入りする2026年を見据え、入団5年目で新人王を狙う立場にいる中川選手

同じ道を進むライバルたちには負けたくない気持ちを強く持っています

「来季はずっと1軍で勝負できる選手になりたい」との決意を語りました

このオフ、中川選手は自身の打撃スタイルを再構築し、別人のような成長を遂げて春の沖縄キャンプに臨むことを誓いました

阪神タイガースの中川勇斗選手の契約更改と目標設定は、チームの未来を左右する重要な要素です。若手選手が更なる成長を誓う姿勢は、他の選手にとっても良い刺激となるでしょう。特に、スイング技術を磨く意欲はプロ選手として不可欠な要素です。来季の彼の活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • フルスイングとは?: バッターがボールを打つために、その体を最大限に使って力強く振るスイングのことです。
  • 契約更改とは?: プロスポーツ選手が、クラブと新たな契約内容を交渉し同意する手続きを指します。
  • 新人王とは?: プロ野球において、入団1年目の選手から最も優れた成績を収めた選手に与えられる賞です。

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