広島・末包昇大、成績の物足りなさを自覚し来季に向けた意気込みを語る

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広島東洋カープの外野手、末包昇大選手が今季初めて規定打席に到達したが、成績には満足していないようだ

受けた打席数に対して「リーグのトップクラスの選手たちと争える成績を残したかった」と悔しさを滲ませながらオフシーズンの練習に取り組んでいると語った

自己最高の打撃成績も

今季、末包選手は106安打と62打点を記録し、自己最多を大幅に更新した

これに加え、本塁打数も前年の11本に並ぶ自己最多だったが、打点の質には改善の余地があると感じている

特に、シーズン開始からの4月には4本塁打、21打点を挙げるなどピークを迎えたが、その後は徐々に成績が下降したという

四番への期待と評価

チーム最多となる63試合で四番を任されたものの、「4番目」との評価には反論できないままシーズンを終えた

昨季より151打席も増えたにもかかわらず、二塁打は微増に留まり納得のいっていない様子だ

新たな挑戦と成長

来季に向け、末包選手は「力の使い方」の向上を目的にピラティスを始めるなど、新たなトレーニングにチャレンジしている

これにより「60%の力でも100%の力やパフォーマンスが発揮できるようにしたい」と意気込みを見せている

厳しい競争の中での存在感
外野陣にはファビアン選手をはじめ、今季台頭した中村奨成選手、ドラフト1位の平川蓮選手などの競争が待っている

ベテランの秋山翔吾選手を含め、外野レギュラーのポジションは白紙状態で、末包選手も厳しい競争を乗り越えなければならない

新井監督が「和製四番」を理想とする中で、末包選手は「目指さないことには自分の価値はない」と言い切り、覚悟を持って30歳のシーズンに向かう姿勢を見せている

末包選手の成績に対する悔しさや、来季に向けた意気込みは、とても印象的です。高い目標を持ち、努力を続ける姿勢は、多くのファンにとって希望となるでしょう。特に新たなトレーニング方法を取り入れることで、さらなる成長が期待されます。外野の競争も厳しいですが、彼の努力が実を結ぶことを願っています。
キーワード解説

  • 規定打席とは?:プロ野球における「規定打席」は、選手がシーズン中に最低限必要な打席数を満たすことで、公式な成績として認められる基準のことを指します。
  • 打点とは?:打点は、プレイヤーが打ったボールによって自チームのランナーが本塁に帰ることで得られる得点を指し、選手の攻撃力を表す重要な指標です。
  • 四番とは?:野球における四番は、最も打撃力の高い選手が配置されるポジションのことで、通常はホームランや打点を期待される重要な役割を担います。

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