ヤクルト・中村悠平、35歳で自主トレ開始 若手捕手との熾烈な正捕手争いに挑む

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東京ヤクルトスワローズの中村悠平捕手(35)が20日、埼玉・戸田球場で自主トレーニングを始めた

彼は野球日本代表「侍ジャパン」メンバーに選出され、15日と16日に韓国代表との強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」を終えたばかりで、ほとんど休むことなく次のシーズンに向けて動き出した

中村選手はダッシュや二塁送球の練習を行い、汗を流した

彼は、「日本代表があったからといって休む必要はない

むしろ、休み過ぎが動き出すときに悪影響を及ぼす」と語り、自身の体調を維持する重要性を強調した

プロ17年目の今季、彼は春季キャンプ中に故障した影響で74試合の出場に留まり、「物足りない」と悔しさをにじませた

正捕手争いは古賀選手の台頭により熾烈さを増しており、3度のベストナインとゴールデングラブ賞を受賞してきたベテラン選手も、今季とは異なる強い決意でオフシーズンに突入している

「若手が出てきて競争が激しくなっているが、試合に出続けたい

結果を出さないといけないという思いがある」とし、自身が置かれている立場を冷静に分析している

35歳の中村は、「もう一花咲かせたい」と意気込みを見せた

来季もチームの最年長選手としてのプライドを持ってプレーし続けたいと強く望んでいる

また、今季限りで現役引退を決めた川端選手が2軍打撃コーチに就任するため、彼はより一層しっかりとした姿勢でチームを引っ張らなければならない

「ピリッとしていない部分が成績につながっている」と自己分析し、「ピリッとしていければ、もっと上にいける」と意気込みを新たにした

中村選手の豊富な経験と巧みなリードは、若手選手たちにとっても強力なサポートとなるだろう

ヤクルトの中村選手が自主トレを開始した背景には、若手選手との差別化や自身の体調管理の意識がありました。年齢を感じさせないやる気が見え、チームにとっても重要な存在であることが伺えます。
キーワード解説

  • 自主トレーニングとは?:選手が自分のペースで行うトレーニングのこと。チームの練習以外の時間に体力や技術を磨くために行う。
  • 正捕手争いとは?:捕手のポジションでスタメンに選ばれるための競争のこと。チーム内には複数の捕手がいるため、誰が試合に出るかを巡って争う。
  • ベストナインとは?:その年のプロ野球で最も優れた選手に贈られる賞。各ポジションごとに選ばれ、プロ野球界で高く評価される。
  • ゴールデングラブ賞とは?:守備のプロフェッショナルに与えられる賞で、特に優れた守備技術を持った選手に贈られる。

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