彼は野球日本代表「侍ジャパン」メンバーに選出され、15日と16日に韓国代表との強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」を終えたばかりで、ほとんど休むことなく次のシーズンに向けて動き出した
中村選手はダッシュや二塁送球の練習を行い、汗を流した
彼は、「日本代表があったからといって休む必要はない
むしろ、休み過ぎが動き出すときに悪影響を及ぼす」と語り、自身の体調を維持する重要性を強調した
プロ17年目の今季、彼は春季キャンプ中に故障した影響で74試合の出場に留まり、「物足りない」と悔しさをにじませた
正捕手争いは古賀選手の台頭により熾烈さを増しており、3度のベストナインとゴールデングラブ賞を受賞してきたベテラン選手も、今季とは異なる強い決意でオフシーズンに突入している
「若手が出てきて競争が激しくなっているが、試合に出続けたい
結果を出さないといけないという思いがある」とし、自身が置かれている立場を冷静に分析している
35歳の中村は、「もう一花咲かせたい」と意気込みを見せた
来季もチームの最年長選手としてのプライドを持ってプレーし続けたいと強く望んでいる
また、今季限りで現役引退を決めた川端選手が2軍打撃コーチに就任するため、彼はより一層しっかりとした姿勢でチームを引っ張らなければならない
「ピリッとしていない部分が成績につながっている」と自己分析し、「ピリッとしていければ、もっと上にいける」と意気込みを新たにした
中村選手の豊富な経験と巧みなリードは、若手選手たちにとっても強力なサポートとなるだろう
ヤクルトの中村選手が自主トレを開始した背景には、若手選手との差別化や自身の体調管理の意識がありました。年齢を感じさせないやる気が見え、チームにとっても重要な存在であることが伺えます。
キーワード解説
- 自主トレーニングとは?:選手が自分のペースで行うトレーニングのこと。チームの練習以外の時間に体力や技術を磨くために行う。
- 正捕手争いとは?:捕手のポジションでスタメンに選ばれるための競争のこと。チーム内には複数の捕手がいるため、誰が試合に出るかを巡って争う。
- ベストナインとは?:その年のプロ野球で最も優れた選手に贈られる賞。各ポジションごとに選ばれ、プロ野球界で高く評価される。
- ゴールデングラブ賞とは?:守備のプロフェッショナルに与えられる賞で、特に優れた守備技術を持った選手に贈られる。

