高橋光成投手、ポスティングシステムを利用したメジャー移籍に向けた動き

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米スポーツサイト「ブリーチャーレポート」(BR)は20日(日本時間21日)、西武ライオンズの高橋光成投手(28)がポスティングシステムを利用してメジャーリーグに移籍を狙っていることについて、興味深い分析を示した

ポスティングシステムとは、海外リーグから選手が他のリーグに移籍する際に、その選手の権利を元の球団が保持しつつ移籍を許可する制度である

BRは、高橋の移籍に関して、契約に大きな費用がかからない可能性が高いため、比較的小規模な市場のチームが獲得する可能性があると指摘した

高橋は2015年の一軍デビュー以来、196試合に登板し、73勝77敗、防御率3.39、投球回数1199、奪三振870、与四球423という成績を記録しているが、同サイトは「NPBでは空振りを多く奪っていないため評価が難しい」と説明した

さらに、BRは米国のデータサイトのスカウティングレポートを引用し、高橋のピッチング技術を「本当にうまい投手」と評価しているものの、彼のストレートが空振りを奪えないことがメジャーリーグの球団にとっては障壁となる可能性があることも指摘された

とはいえ、多くの球団が先発投手陣の強化を考えているため、高橋の市場価値は堅調になる可能性がある

なお、交渉期限は米国東部時間21日午前8時(同22日午後10時)から、翌年の1月4日午後5時(同5日午前7時)までと設定されている

高橋光成投手のメジャーリーグへの移籍の可能性について、興味深い分析が行われています。ポスティングシステムを利用することで、彼の移籍は否応なく注目されるでしょう。特に、彼のピッチング技術が評価される一方で、ストレートによる空振りの少なさが懸念されています。しかし、先発投手を確保したいMLBの球団にとって、高橋の存在は魅力的であり、移籍市場での価値は意外に高まるかもしれません。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?:海外リーグから選手が他のリーグに移籍する際に、元の球団が選手の権利を保持しつつ移籍を許可する制度のこと。
  • 奪三振とは?:ピッチャーが打者を三振に仕留めることで、打者が打球を地面に落とさずボールを打てなかったことを示す数値を指す。
  • 防御率とは?:投手が与えた得点を基にした指標で、1試合あたりに平均してどれだけの得点を与えたかを示す数値。

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