ヤンキースGMキャッシュマンが日本選手の獲得に意欲を示す

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【ニューヨーク20日(日本時間21日)=竹濱江利子通信員】米大リーグのニューヨーク・ヤンキースのゼネラルマネージャー(GM)であるブライアン・キャッシュマン氏(58)が、家出やホームレスの子供たちを支援する団体「コブナント・ハウス」が主催する「スリープ・アウト」に参加しました

マンハッタンのハドソン川沿いで、最低気温3度の中、彼は寝袋に包まり、一晩を過ごしました

「スリープ・アウト」の開始直前には、ポスティングシステムを通じてメジャーリーグ挑戦が解禁された西武ライオンズの今井達也投手(27)について、代理人のスコット・ボラス氏(73)と連絡を取ったことを明かしました

キャッシュマンGMは「今井についてはボラスと話をした

獲得に必要なコストを確認している段階で、ヤンキースは過去にも日本選手を積極的に獲得してきた

その点を考慮し、チームにフィットするかどうかを判断していく」と述べました

今井選手は、米東部時間19日午前8時(日本時間19日午後10時)に交渉解禁となったばかりで、今オフの投手市場で最大の契約を獲得する可能性がある右腕です

キャッシュマンGMは「選手がチームにフィットすると判断すれば、9桁(100万ドル以上)の契約も当然検討する

私はお金を使うのが得意だ」と笑みを浮かべ、獲得へ向けての意欲を強調しました

また、日本選手を獲得した場合には、専属のサポート体制を整える意向も示しました

現時点では日本人選手がいないため、専属スタッフは存在しないものの「獲得が決まれば、必要なサポート体制をしっかり整える」と言及

彼は、過去に在籍した松井秀喜選手や黒田博樹選手、田中将大選手、さらにはイチロー選手がニューヨークで良い影響を与えてくれたことに触れ、「日本人選手がチームにいることは常にプラス」と強調しました

今回のキャッシュマンGMの日本選手への関心は、過去の成功例を踏まえたものであり、ヤンキースが国際選手の獲得にしっかりと準備を進めている姿勢が見えます。特に今井投手の獲得に向けた積極性が光ります。
キーワード解説

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