松坂大輔氏が語る若手投手のMLB挑戦への期待と懸念

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平成の怪物として知られる元プロ野球選手、松坂大輔氏(45)は、11月に開催された自身の月刊コラム「松坂大輔の探球」において、今オフのメジャーリーグ(MLB)挑戦が決定した西武の高橋光成投手(28)と今井達也投手(27)について言及しました

ポスティングシステムによるMLB挑戦

ポスティングシステムとは、選手が日本の球団に在籍しながらメジャーリーグの球団に移籍を希望する場合の制度で、球団間での契約交渉を行う仕組みです

このシステムを利用し、松坂氏は2006年にボストン・レッドソックスに移籍しました

今回、今井投手と高橋投手がこの制度を通じて新たな挑戦をすることに大きな期待が寄せられています

今井達也選手のポテンシャル

今井投手は、MLBの環境においても高い評価を受けている選手です

松坂氏は、今井投手のフォームが持つ脱力感と直球の速さが、初見の打者にとって脅威になることを指摘しています

今井投手の身長は1メートル80ですが、米国では平均身長が高いため、低身長選手に対して疑問を持つ傾向があります

しかし、松坂氏はこの懸念を山本由伸投手の成功を例に挙げつつ、今井投手の低いリリースポイントが逆に強みになると考えています

高橋光成選手の意気込み

高橋投手は、多くの経験を積んだ20代で、メジャーリーグ挑戦への意気込みを抱いています

昨年は苦しいシーズンを過ごしましたが、今季は8勝を挙げて復調の兆しを見せています

松坂氏は、彼が持つメジャーでの成功への強い気持ちを重視し、その成長を期待しています

二人の未来に期待
松坂氏は、今井投手と高橋投手の移籍が決定するまでの不安な日々についても触れ、両選手がそろって良い契約を結ぶことを心から祈っています

そして、来シーズンの現場での再会を楽しみにしています

過去の対戦成績

投手 対戦成績
今井達也 2勝4敗
山本由伸 5勝1敗
松坂氏が後輩選手たちを応援する姿勢が印象的であり、特に今井選手の能力に期待をかけるコメントは興味深かった。若手選手たちがメジャーリーグで活躍してほしいと願う立場からの意見は、彼らにとって大きな励みとなるだろう。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?選手が日本の球団に在籍しつつ、メジャーリーグに移籍を希望する際に使用される仕組みです。
  • 直球とは?投手が最も基本的な投球スタイルで真っ直ぐのボールを投げることを指し、多くの場合最も速いスピードで投球されます。

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