中日・田中幹也選手、契約更改と結婚報告で笑顔の記者会見

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中日ドラゴンズの田中幹也内野手(24)が、名古屋市にあるナゴヤ球場近くの選手寮「昇竜館」で行われた契約更改交渉の結果、年俸が1850万円から1750万円アップの3600万円に決定したことを発表した

この契約更新の際、田中選手は高校時代の同級生と結婚していたこともサプライズとして報告し、会見は「幸せオーラ」に包まれた

契約更改の詳細

田中選手は、契約更改の会見開始後、約10分後に再入室し、「私事ですが、結婚しましたのでご報告させていただきます」と語り、報道陣を驚かせた

彼の新しい契約金額は、ほぼ倍増となる3600万円であり、今シーズンに向けた期待感を高めている

私生活についての発表

お相手は一般女性で、田中選手が高校時代からの友人

彼は、亜細亜大学3年生の時に国指定の難病「潰瘍性大腸炎」という病気が発覚した後も、そのサポートがあったからこそプロの舞台に立てたとして、感謝の意を示した

昨年8月に結婚したことにより、「僕だけの人生ではなく、妻の人生も背負って野球をやっていきたい」と力強く語った

今シーズンの成績

田中選手は今シーズン、開幕前に左手有鉤(ゆうこう)骨骨折を負い、約2ヶ月の出遅れがあったにもかかわらず、95試合に出場

守備力の高さから「忍者」と形容される内野守備に加え、打率2割7分、1本塁打、21打点を記録した

さらに12盗塁、22犠打という数字も残し、走攻守に渡って存在感を示したが、自身では「苦しいことが多かった」と振り返っている

田中幹也選手の契約更改と結婚報告は、選手としての成果と私生活の幸せを同時に示す場面といえる。特に彼が辛い病気を乗り越えて、支えてくれるパートナーと共にプロ野球選手としての道を進む姿勢は、多くのファンの共感を呼ぶだろう。これにより、彼の成績向上が期待されるのも納得だ。
キーワード解説

  • 契約更改とは?選手が来季の契約条件を話し合い、合意することを指します。
  • 潰瘍性大腸炎とは?大腸に炎症が生じ、下痢や腹痛を引き起こす病気で、治療が必要な場合があります。
  • 有鉤骨とは?手のひらの中にある、小指の側の骨で、手の動きに重要な役割を果たしています。

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