レッドソックス、巨人から岡本和真を獲得か?ポスティングシステムの活用を検討

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 吉田正尚外野手(32)が所属するメジャーリーグ・ボストン・レッドソックスが、読売ジャイアンツからのポスティングシステムを利用して岡本和真内野手(29)の獲得を目指す可能性があると、米国メディア「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者が27日(日本時間28日)に伝えた

ポスティングシステムとは、日本のプロ野球選手がメジャーリーグに移籍する際に、チーム間で選手の移籍に関する合意を得るための制度である

レッドソックスの動き

 同記者によると、レッドソックスは岡本選手のほかにも、FA(フリーエージェント)となったアレックス・ブレグマン選手、昨季ナショナルリーグ本塁打王のカイル・シュワバー選手、JT・リアルミュート捕手、メッツのピート・アロンソ一塁手といった選手の獲得も視野に入れている

これらの選手の中から1人または2人を獲得する可能性があるとのこと

岡本選手の打撃成績とチーム必要性

 岡本選手は今季69試合に出場し、打率は3割2分7厘、15本塁打、49打点と素晴らしい成績を収めている

また、NPB(日本プロ野球)通算成績は打率2割7分7厘、248本塁打、717打点と、高い攻撃力を誇る選手である

レッドソックスは左右の打者のバランスを考慮し、左打者が多い打線において岡本選手の右打者としての役割がフィットすると指摘されている

移籍の背景と今後の展望

 レッドソックスは今季中に獲得したスター三塁手アレックス・ブレグマンがFAとなったことから、一塁と三塁の補強が急務となっている

トリストン・カサス選手は左膝の手術を受けた後、今季不振のため、さらなる打撃の核を必要としている

クレイグ・ブレスロー編成最高責任者は、主軸打者と先発投手の補強を行う必要があると明言しており、岡本選手の獲得がその一助となることが期待されている

交渉のタイムライン
 岡本選手のポスティングシステムによる交渉期限は、来年1月4日の米東部時間午後5時(同5日午前7時)までとなっている

この期限が迫る中、レッドソックスがどのような動きを見せるか注目が集まる

今回のレッドソックスの岡本選手獲得候補の報道は、単に選手補強だけでなく、チームの戦略やバランスも考慮されていることがわかります。岡本選手がメジャーでどのような活躍をするか期待が膨らみます。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?:日本のプロ野球選手がメジャーリーグに移籍するための制度で、チーム間で移籍に関する合意を得る手続きを含む。
  • FA(フリーエージェント)とは?:契約が満了し、自由に他のチームと契約できる選手のこと。
  • NPBとは?:日本プロ野球の略称で、日本国内のプロ野球リーグを指す。

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