ヤクルト・阪口皓亮、来季の目標を明確にし契約更改交渉に臨む

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ヤクルト・阪口皓亮、来季の目標をはっきりと示す

東京・北青山のヤクルト球団事務所にて、阪口皓亮投手(26)が28日に契約更改交渉を行った

彼は会見の際に、来季の目標として色紙に「60試合登板」と「162km」と記したことを明かし、今季の自身の成績についても振り返った

阪口は今シーズン、リリーフとして18試合に登板し、防御率は3.70という結果だった

契約更改時に年俸の増減幅を「6万6000ユーロほどですね

1200万円で、200万増です」とおしゃれに回答し、会場の笑いを誘った

この言葉には、ユーロを選んだ理由として「ドルとユーロで迷ったが、ユーロにしました」とのエピソードも交えられた

阪口は球団からの評価について、「持っているポテンシャルの割には成績が見合っていない」と指摘されたことに対して、自身でも痛感している部分があると述べた

彼は長いシーズンを故障無く乗り越え、1軍ではロングリリーフや回またぎで様々な役割を果たしたが、「もっとできたなというのが一番」と反省の意を表した

彼は来年1月に、先輩で今季チーム最多の17セーブを挙げた星選手の自主トレーニングに参加する予定であり、この機会を通じて多くのことを学びたいと意欲を見せている

また、同じ学年の村上選手が米大リーグに挑戦することについては、「世代ナンバーワン」としての存在感を讃えつつ、自身もいずれは彼のような舞台でプレーしたいという夢を語った

阪口は「言うのはいくらでもできるが、実績を積み重ねた先に挑戦権が得られる」と強調し、まずはヤクルトで活躍を示すことが最優先であることを明かした

阪口投手の契約更改交渉には、彼の向上心やチームへの貢献意欲が垣間見えました。リリーフ投手としての経験を積んだ彼が、自身の成績に正直に向き合い、さらなる成長を目指す姿勢は、多くのプロ選手にとっての模範となることでしょう。また、同じ学年の村上選手との関係性から得られる刺激も、阪口選手にとって良い影響をもたらすと思います。
キーワード解説

  • 契約更改とは?選手がチームとの契約内容を見直し、年俸や条件などを再交渉することを指します。
  • リリーフとは?試合中に先発投手の後で登板し、試合を引き継ぐ投手のことを指します。通常、特定のイニングや局面で登場します。
  • 防御率とは?投手が提案したイニングあたりに与えた点数を計算する指標で、低いほど良いとされます。一般的に優秀な投手は防御率が2.00以下であることが求められます。
  • ポテンシャルとは?選手が持つ能力や可能性を指します。特に期待される選手について話題となることが多いです。

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