西武ライオンズ、桑原将志選手の獲得を正式発表
西武ライオンズは、2025年11月28日、横浜DeNAベイスターズから外野手の桑原将志選手(32)を獲得したことを公式に発表しました桑原選手は海外フリーエージェント(FA)権を行使し、新たな挑戦として埼玉の地でプレーすることが決まりました
今季、桑原選手は106試合に出場し、打率.284、6本塁打、27打点という成績を残していました
特に打率.284は、チーム内でも十分な存在感を示す数字であり、主力選手としての期待が寄せられています
桑原選手は2011年にドラフト4位で福知山成美高校からDeNAに入団
彼は2017年シーズンに全143試合に出場し、チームの日本一に貢献し、さらには日本シリーズでの活躍によりシリーズMVPを受賞しました
プロキャリアの中で、これまでに1239試合に出場し、打率.267、74本塁打、322打点、99盗塁を記録しています
また、2017年と2023年にはゴールデングラブ賞を受賞しており、この賞は守備の優れた選手に与えられる栄誉です
桑原選手は守備でもチームに貢献できる期待が高まっています
この日はDeNAも桑原選手の退団を発表し、彼は球団を通じてファンに対して以下のように感謝の言葉を述べました
「ベイスターズファンの皆さまの応援がいつも気持ちを奮い立たせてくれて、勇気を与えてくれました」とコメントしています
西武ライオンズは、FA選手を獲得するのは2015年オフに広島から移籍した木村昇吾選手以来、10年ぶりのことです
これにより、渡部聖弥選手や西川愛也選手などの外野手争いがさらに激化し、来季は7年ぶりのリーグ制覇に向けた新たな布陣が期待されています
西武ライオンズの広池浩司球団本部長は「桑原選手は特に攻撃面で優れた数値を残しており、チームに大きく貢献してくれる選手だと考えています
さらに、勝利への執念を常に前面に押し出してプレーする姿勢も魅力のひとつです」とコメントし、桑原選手への高い期待を示しました
桑原選手の西武ライオンズへの移籍は、若手選手たちにとって良い刺激となるでしょう。新たな競争を生み出すことで、チーム全体のレベルが向上することが期待されます。また、彼の経験と実績は、若手選手たちにも大きな影響を与えるでしょう。
キーワード解説
- フリーエージェント(FA)とは?選手が所属するチームから自由に移籍できる権利のことで、選手自身が新しいチームと契約することができます。
- ゴールデングラブ賞とは?プロ野球選手の中で、特に守備が優れた選手に与えられる賞です。守備力を評価されることは、選手として非常に重要です。

