立石選手は大学ナンバーワン打者との評価を受け、3球団が競合した末の獲得となった
立石選手は東京新大学リーグで通算15本塁打を記録している強打者であり、主に二塁と三塁を守る内野手だ
阪神の二塁にはゴールデングラブ賞を受賞した中野選手が、三塁には同じく受賞歴のある佐藤輝選手が控えている
このような状況の中で、立石選手がどのポジションで起用されるのか、球団の方針が注目されるところだ
ドラフト直後、阪神の竹内球団副本部長は立石選手の起用について「（大学）ジャパンで外野も守ったが、最初は内野で起用する意向」と明言している
このため、内野ポジションの競争がさらに激化することが予想される
阪神の内外野に目を向けると、一塁には大山選手、二塁には中野選手、三塁には佐藤輝選手、遊撃には小幡選手、木浪選手、熊谷選手が競い合っており、レギュラー不在のポジションは遊撃と左翼だけだ
左翼は豊田選手、前川選手、高寺選手、島田選手が争っている
また、阪神OBの中田良弘氏は「この世界は競争である
ドラフト1位で期待されているからといって、簡単にポジションを与えるのは危険」と警鐘を鳴らした
特に、二塁と三塁を守る中野選手と佐藤輝選手は鉄壁の守備力を誇り、佐藤輝選手は今年は飛躍的に守備力を向上させたため、立石選手が目を引く活躍をしなければポジションを得るのは難しいとの見解を示している
今後のキャンプでの立石選手のパフォーマンスに期待がかかる
長期的には、メジャー移籍を志す佐藤輝選手がチームを離れた際に、立石選手が新たにホットコーナーを守る可能性も秘めている
球団史上初のリーグ連覇を目指す来季、立石選手がどのような活躍を見せるのか、そして藤川監督がどういった起用法を取るのかに注目が集まっている
阪神タイガースのドラフト1位指名で獲得した立石選手については、内野手としての起用法が注目されています。中野選手や佐藤輝選手との競争が厳しくなる中で、立石選手がどのようにアピールし、ポジションを確保できるかが鍵となります。特に佐藤輝選手の守備力が向上していることから、立石選手は高いレベルでの戦いを強いられています。
キーワード解説
- ドラフト：プロ野球選手を選定するイベントで、各球団が将来の選手を獲得するために行います。
- ゴールデングラブ賞：各ポジションで最も優れた守備を行った選手に贈られる賞です。
- 内野手：野球のポジションの一つで、主に塁から塁の間で守備を行う選手のことを指します。
- ホットコーナー：三塁を指す俗語で、特に守備が重要視されるポジションです。
