レッドソックス、岡本和真内野手の獲得に興味を示す

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2025年11月28日、米紙ニューヨーク・ポストは、ボストン・レッドソックスが東京読売ジャイアンツからポスティングシステムを通じてメジャー移籍を目指す岡本和真内野手(29)の獲得に関心を寄せていると報じた

レッドソックスの補強計画

レッドソックスは、岡本選手だけでなく、フリーエージェント(FA)となった三塁手アレックス・ブレグマン、ナショナルリーグの本塁打王であるDHカイル・シュワーバー(フィリーズ)、捕手JT・リアルミュート(同)、一塁手ピーター・アロンソ(メッツ)とも契約を検討している

岡本選手の成績と背景

岡本選手は今季、打率3割2分7厘、15本塁打、49打点を記録したが、故障の影響もあり出場試合数は69試合にとどまった

しかし、出塁率と長打率を足したOPS(On-base Plus Slugging)は1.014に達し、これは彼のキャリアハイである

ポスティングシステムとは

ポスティングシステムとは、メジャーリーグベースボール(MLB)において、日本のプロ野球選手がメジャーリーグのチームへの移籍を希望する際に適用される制度です

選手は日本の球団にその移籍の意向を通知し、チームはその選手に対して移籍金を設定します

移籍希望選手に対する興味を示すMLBチームが、設定された移籍金を日本の球団に支払えば、その選手と交渉する権利を得ます

交渉期限と今後の展望
岡本選手の交渉期限は来年1月4日の米東部時間午後5時(日本時間5日午前7時)までであり、12月には渡米し交渉を行う予定と見られている

レッドソックスとしては、主力打者の補強を急務とし、特に左打者が多いチーム構成の中で、右打者の岡本選手は理想的な補強候補となる

まとめ

レッドソックスが岡本選手を選手として迎え入れることになれば、チームの打線に新たな力を加えることが期待される

岡本選手はメジャーへの挑戦を見据えており、今後の展開に目が離せない

岡本選手のメジャー移籍が注目を集める中で、レッドソックスが彼を獲得する意向を示したことはチームの戦略に大きな影響を及ぼす可能性があります。彼の打撃能力やチームバランスを考慮した上での補強策が、今後のシーズンにどう影響するか期待されます。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?日本のプロ野球選手がメジャーリーグチームへ移籍する際に利用される制度で、選手が日本の球団に移籍の意向を伝え、その後興味を持つメジャーチームが移籍金を支払って選手と交渉できる権利を得ます。
  • OPSとは?出塁率と長打率を足した指標で、選手が出塁し、得点を奪う能力を示す重要な成績の一つです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。