ロッテ池田来翔、プロ4年目での成長と今季の振り返り

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ロッテの池田来翔選手は、プロ4年目の今季、自己最多の83試合に出場し、打率.238、5本塁打、20打点を記録し、キャリアハイを達成しました

池田選手は「一番一軍にいたシーズンであり、今までの3年間と比べては成長できたのかなと思っています」と述べています

シーズンに向けた意気込みと準備

今季に向けて池田選手は、1月からの自主トレで「ポジションも空いたところがあればすぐに入り込めるように、まずは打撃で結果を出したい」と意気込んでいました

春季キャンプでは都城組での猛練習を経て、2月18日からは沖縄遠征の一軍キャンプに合流

オープン戦においては結果が振るわず、打率.125と苦戦しましたが、「ファームでは一軍で活躍することだけをイメージしてやっていきました」とのことです

ファームでの奮闘

ファームでの25試合では打率.289、2本塁打、10打点を記録し、出塁率は.373に達しました

これにより、4月25日に一軍昇格を果たしました

昇格後の4月29日にはオリックス戦で初安打となる適時二塁打を放ち、存在感を示しました

打撃スタイルとライナー性の打球

池田選手の打撃スタイルは「初球から積極的に打ちにいく」姿勢が特徴で、2ストライク追い込まれてからも対応力を発揮することが増えました

「僕自身もそう思いました」と本人が振り返るように、ライナー性の打球を目指してトレーニングを重ねており、試合でもヒットを量産しました

特に打席で「ボールを潰す」イメージが良い結果を生み出しています

今季を振り返る言葉
「毎年調子の波が大きくて、下がってしまった時は本当に上がりきれない状態が続いてしまった」と語る池田選手は、今季の安定性をもって「経験を活かし、来季は規定打席449打席達成を目指す」と力強い言葉を口にしました

池田来翔選手の今季は、成長を実感できた一年だったと言えます。自己最高の成績を記録し、特にファームでの性能が一軍での活躍に繋がったことは非常に重要です。打撃スタイルの確立や事前準備の徹底により、来季への期待も高まります。
キーワード解説

  • 打率とは? 打率は選手が打席に立った回数に対するヒットの数の比率を示すもので、選手の打撃能力を測る代表的な指標です。
  • 本塁打とは? 本塁打は、一打席での打球がフェンスを越えることを指し、チームに得点をもたらす非常に重要なプレーです。
  • 出塁率とは? 出塁率は、選手が出塁する確率を示す指標で、ヒットだけでなく四球や死球も含まれます。
  • ライナー性打球とは? ライナー性打球は、ボールが地面に対して平行に近い角度で飛ぶことを指し、強い打球でアウトになる確率が低いため、ヒットになる可能性が高いです。

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