広島・菊池涼介、年俸8000万円減で契約更改

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
広島東洋カープの内野手である菊池涼介選手(35)が、12月1日に広島市の球団事務所で契約更改交渉を行い、今季の年俸から8000万円減となる1億7000万円プラス出来高払いで契約にサインした

この金額は推定のものであり、出来高部分は成績に応じて変動する

今季の成績

14年目となる今季、菊池選手は113試合に出場し、打率.251、4本塁打、28打点という成績を残した

シーズン序盤は打撃不振に苦しんだものの、7月以降は打撃を立て直し、打率は2割台後半に乗せるなど、攻守両面でチームを支える存在となった

若返りを図るチーム

広島カープは新たな若手選手の育成を進める中で、菊池選手の大幅ダウンに至った

しかし、ベテラン選手としての経験とリーダーシップを持つ菊池選手への期待は大きい

チームはこれからのシーズンに向けて、彼の存在を重要視している

契約の背景

菊池選手は2020年から年俸3億円プラス出来高払いの4年契約を結んでいたが、2023年シーズン後には新たに年俸2億5000万円プラス出来高払いの2年契約を結んでいる

彼は2011年にドラフト2位で広島に入団し、卓越した守備力と勝負強い打撃で活躍を続けている

ゴールデングラブ賞の受賞歴
菊池選手は、2013年から10年連続でゴールデングラブ賞を受賞している

この賞は、守備において特に優れた選手に与えられるもので、菊池選手の守備力の高さを証明している

また、彼は14年間で1789本の安打を積み重ねており、通算2000安打も視野に入ってきている

菊池選手の契約更改は、広島カープにとって若返りを図る重要な一歩です。年俸が減額されたとはいえ、彼の経験とリーダーシップはチームにとってかけがえのない存在です。波乱万丈なシーズンを乗り越えた菊池選手が、今後どのような活躍を見せるのか注目です。
キーワード解説

  • 出来高払いとは?:出来高払いは、選手が成績を残した場合に支払われる追加報酬のことを指します。これにより、選手は成績向上に向けてより努力するインセンティブが与えられます。
  • ゴールデングラブ賞とは?:ゴールデングラブ賞は、野球において守備の優秀さを評価される賞です。特に守備が貢献した選手に贈られます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。