ヤクルト・下川隼佑、青柳晃洋投手の指導を受け自主トレーニングに励む

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東京ヤクルトスワローズの下川隼佑投手(25)が、今シーズン途中にメジャーリーグのフィラデルフィア・フィリーズ傘下の2Aから加入した青柳晃洋投手(31)に弟子入りし、自主トレーニングを行うことが発表された

下川は育成ドラフト3位でオイシックスから入団し、5月には支配下登録を果たすとともにプロ初勝利を記録した左投げ右腕である

プロ入りからの飛躍を目指す

これまでのキャリアで、2022年には最多勝利、最優秀防御率、勝率第1位の三冠を達成した青柳から技術を学ぶことで、下川はさらなる成長を狙う

彼のピッチングスタイルは"サブマリン"と呼ばれ、地面すれすれから投げ込む独特の投球フォームで知られている

この冬、自身の課題に取り組むひとつの手段として青柳の指導を受けることに期待を寄せている

青柳選手との合同トレーニング

下川は、「クイックが課題なので、練習をしながら聞けたら」と学ぶ意欲を見せた

プロ入りまではオフにはアルバイトをしていた彼だが、この機会を得て、より専門的なトレーニングに集中できることに喜びを表明している

青柳選手は阪神時代から高速クイックを得意としており、メジャーリーグでもその技術は高く評価されていた

今シーズンの成績と課題

今季、下川は9試合に登板し、2勝1敗、防御率2.73という成績を記録

入団前の2024年にはイースタン・リーグでトップの102奪三振を記録したものの、プロ入り後は走者を背負った際のクイックに苦しんでいた

青柳の指導によって投球のクイックを強化し、次のシーズンに向けた準備を進める

下川随時プロフィール
名前 下川 隼佑
生年月日 2000年3月22日
投打 右投げ右打ち
身長/体重 176cm / 88kg
年俸 500万円
背番号 69
下川選手が青柳選手からの指導を受けることは、彼にとって非常に大きなチャンスです。青柳選手が持つ技術や経験を吸収することで、下川選手のピッチングにどのような影響を与えるのか、今後の成長に期待が集まります。
キーワード解説

  • サブマリンとは?ピッチングスタイルの一種で、肩よりも低い位置から投球することによって、打者の視線をわずらわせる効果があります。
  • クイックとは?ランナーがいる状況で、本塁への投球を速く行う技術で、盗塁を防ぐために非常に重要です。

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