米大リーグ・ジャイアンツが今井達也投手の獲得競争から撤退

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米大リーグのサンフランシスコ・ジャイアンツが、日本の埼玉西武ライオンズからポスティングシステムを通じてメジャー移籍を目指している今井達也投手(27)の獲得競争から撤退したことが、12月1日(日本時間2日)に報じられました

今井選手は、総額2億ドル(約312億円)近い契約が予測されている右腕投手ですが、ジャイアンツは「財政的な要因から、今井に必要とされる1億ドル(約156億円)を超える金額を提示するつもりはない」との球団関係者の発言を紹介しています

ポスティングシステムとは、メジャーリーグの球団が日本のプロ野球選手を獲得するために設けられた制度で、選手が日本のチームと交渉すると同時に、メジャーリーグの球団との交渉も可能にするものです

今井選手については、ESPNのパッサン記者が、米フロリダ州オーランドで開催されるウインターミーティング(12月7日から11日)で契約が結ばれるとの見方を示しています

このウインターミーティングでは、数多くの球団が選手のトレードや契約について活発に動きます

また、今井選手に関しては、ニューヨーク・ヤンキース、ニューヨーク・メッツ、シカゴ・カブス、フィラデルフィア・フィリーズなど、複数の球団が動向を注視しているとされています

今井選手は今月上旬に渡米し、移籍先の球団を絞り込む流れとなっています

今井達也投手の移籍に関するニュースは、プロ野球ファンにとって注目の話題です。ジャイアンツが撤退したことで、今井選手の移籍先がどの球団になるのか、他のチームの動きにますます関心が集まっています。ウインターミーティングは多くの選手移籍の決定時期となるため、来月の展開が楽しみです。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?:日本のプロ野球選手がメジャーリーグの球団に移籍する際に、日本の球団が選手を他球団に推薦し、契約交渉を可能にする仕組みのことです。

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