建設予定地で行われた起工式には、巨人の山口寿一オーナーや稲城市の高橋市長、国松球団社長が出席しました
この新しい水族館は、3月1日に開業予定のファーム新球場「ジャイアンツタウンスタジアム」の左翼後方に併設されます
特筆すべきは、球場と一体の施設として設計されたこの水族館が、国内初の試みとなっている点です
施設の特徴
山口オーナーは「大型水槽の中に水中回廊を通して、360度見渡せる空間を提供し、まるで海の中を歩いているような体験を可能にします年間百数十万人の訪問者を見込んでいます」とコメント
また水族館は、地下1階、地上3階で本格的に構成され、球場の外野芝生席からもアクセスが可能です
展示内容
「アシカ・ペンギンエリア」では、アシカの楽園から球場の景色を一望できるほか、「深海・太古エリア」ではシーラカンスの標本も展示されるプランが発表されていますこれまでの遊園地での運営経験を生かし、魅力あふれる観光スポットを実現すべく、よみうりランドは取り組んでいく方針です
過去の経験を活かして
よみうりランドは、1964年から2000年までの36年間にわたり、遊園地内で「マリンドーム海水水族館」を運営していましたそのノウハウを生かし、新たな水族館はどのような魅力を持つのか、期待が高まります
新たに開発される東京ジャイアンツタウン内の水族館は、球場と一体化するというユニークな特徴を持っています。三社が協力して行うこのプロジェクトは、観客の利便性向上や新たな観光地の創出につながる可能性があります。水族館の先進的な展示や、過去の経験を活かした運営方針にも注目が集まります。
キーワード解説
- 水槽とは?水槽は、水を保持するための容器のことを指し、主に魚や他の水生生物を飼育するために使用されます。
- 水中回廊とは?水中回廊は、透明なトンネルを通して水中の生物を間近で観察できる施設のことを指し、訪問者に臨場感を提供します。
- シーラカンスとは?シーラカンスは、4400万年前から存在しており、一度絶滅したと考えられていた魚類で、特殊な特徴を持つ生物です。

