広島・野間峻祥外野手、契約更改で年俸7000万円に減額 復活を誓う

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広島東洋カープの野間峻祥外野手(32)は、12月2日にマツダスタジアム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、1000万円減の年俸7000万円でサインした

今季は代打での出場が主で、79試合にとどまった

オフシーズンには広島市内の動作解析施設『上達屋』で股関節周りの強化に取り組むことを決意し、来季は外野での定位置奪回を目指す

不完全燃焼の2023年シーズン

今季の野間選手は主に代打としての出場が多く、打撃成績は打率・247、0本塁打、15打点にとどまり、完全燃焼とは言えなかった

昨シーズンは100安打を超えていたが、今年はわずか38安打という結果に終わった

彼はこのシーズンを振り返り、「自分で結果を出して勝ち取るべきところでの力不足」と自己評価を行い、悔しさを抱えつつも前向きな姿勢を示している

来季に向けての意気込み

「野球選手ですから、頭から出たい」という言葉の通り、彼は来季に向けて既に始動している

10月からは週に一度のペースで動作解析施設『上達屋』を訪れ、股関節周りのトレーニングを行っている

構えた際の違和感を改善し、さらなる打撃力向上を図っているという

スイングの改善とパフォーマンス向上

他にも、広島市内のトレーニングジム『アスリート ネクスト』でフィジカル面を強化する方針である

スイング時の出力向上を目指し、無理をせずに振れるようにすることが目標だ

野間選手は「自分の基準値を上げることが、その先の成果に繋がる」と語っている

競争の激化とチームの未来
広島は世代交代を進めており、野間選手は中堅選手としての自覚を持ち、若い選手との競争に心を燃やしている

「中堅が若手と競争しなければ、チームは成長しない」と熱血な発言をし、今オフに向けた意気込みを見せている

広島・野間選手の復活に向けたトレーニングや姿勢は、今後のシーズンにおいて注目されるポイントです。彼が過去の経験を活かし、再び外野のレギュラーとして活躍できるのか、ファンは期待しています。競争が激化する中での彼の奮闘は、チーム全体の士気にも良い影響を与えるでしょう。
キーワード解説

  • 契約更改とは?:選手と球団が年俸や条件について交渉すること。選手の成績や役割に応じて年俸が変わる。
  • 動作解析とは?:選手の動きを科学的に分析し、パフォーマンスを向上させるための技術。トレーニングに役立てることができる。
  • 代打とは?:試合中に途中でバッターとして立つ選手のこと。主に打撃の役割に専念する。

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