コディ・ポンセ、ブルージェイズと大型契約へ向けた最終段階に突入

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日本ハムと楽天でのプレー経験を持ち、今季は韓国プロ野球・ハンファで圧倒的な成績を収めたコディ・ポンセ投手(31)が、メジャーリーグベースボール(MLB)チームのブルージェイズとの契約に向けた最終段階に進んでいることが報じられました

3日、日本時間のニュースを伝えたスポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」の記者であるケン・ローゼンタール氏や他の米メディアによると、ポンセはフィジカルチェックを待っている段階とのことです

ポンセの驚異的な成績

今季、ポンセは韓国リーグで180回2/3を投げ、17勝1敗、防御率1.89という驚異的な数字を残しました

特筆すべきは奪三振数で、投球回数を大きく上回る252を記録

奪三振は投手が三者連続で打者を打ち取ることを意味し、高い投球能力を示す指標です

これにより、ポンセはリーグの最優秀選手(MVP)にも選出されています

MLBでの苦戦を経ての成長

ポンセは2020年から2021年にかけてパイレーツでプレーした際、計55回1/3の投球で防御率5.86という成績に苦しみました

しかし、その後、日本と韓国でのプレー経験が彼の成長を促し、今季は見事に復活を果たしました

契約詳細と影響

ESPNの記者ジェフ・パッサン氏が報じたところによると、ポンセはブルージェイズと3年3000万ドル(約46億8000万円)の契約を結ぶ見込みです

この契約額は、韓国からMLBへ復帰した投手としては最高額となることが期待されています

ブルージェイズの補強戦略
ブルージェイズは、今季ワールドチャンピオンのタイトル獲得を目指しており、ポンセの獲得はその戦力強化において重要な意味を持つでしょう

彼の加入により、先発投手陣の厚みが増し、チーム全体の競争力向上が見込まれています

ポンセ投手のブルージェイズとの契約は、彼の進化の証であり、メジャーリーガーとしてのキャリアの新たな幕開けとも言えます。特に韓国リーグでの成功を経て、彼の実力がメジャーで通用することが証明されたことに、多くの期待が寄せられています。
キーワード解説

  • MLBとは?メジャーリーグベースボールの略称で、アメリカとカナダにプロ野球を行うリーグです。
  • MVPとは?最優秀選手賞のことです。特に活躍した選手に授与される重要なタイトルです。
  • フィジカルチェックとは?選手の身体の状態を確認するための検査で、契約の最終段階で行われます。

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