中日・松葉貴大選手、年俸1億円の複数年契約を締結

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中日の松葉貴大投手(35)が12月3日、ナゴヤ球場にて契約更改交渉を行い、年俸1億円の複数年契約で合意に至った

この契約は松葉選手が今季取得した海外フリーエージェント(FA)権を行使しながらも、母校である中日に残留する形で締結されたもので、年俸は前年度の5000万円から倍増となる

今季、松葉選手は23試合に登板し、7勝11敗、防御率2.72という成績を残した

特に注目すべきは、プロ入り13年目にして初めて規定投球回に達したことで、これは投手としての安定感を示す重要な指標である

規定投球回とは、シーズン中に一定のイニング数を投げた投手が取得する資格であり、その選手の実力を評価する上での大きな目安となる

松葉選手は契約後のインタビューで、「今年の年俸から大台に乗りました

FA宣言してからいろんなお話があった中でドラゴンズへの気持ちが大きくなっていきました

応援してくださった皆さんの声が私の背中を押してくれました

ドラゴンズで優勝したいという意欲が強くなり、今回の決断に至りました」と語った

来季への意気込みを示す松葉選手は、「初めて規定投球回に到達したことは自分にとっての財産です

来年も規定投球回を目指し、さらには5完投を達成したいと思っています

球団創設90周年の大きな節目にドラゴンズのユニホームを着させていただくことに感謝し、これからも頑張りたい」とさらにその意志を固めた

松葉貴大選手が中日に残留し、年俸が倍増したことは、彼の実力とチームへの愛情を示すとともに、ファンにとっても朗報です。来季の活躍が期待されるだけでなく、密かに名球会入りを目指す選手としても注目されます。新たな契約が今後の成績にどう影響するのか、興味深い観察が必要でしょう。
キーワード解説

  • フリーエージェント(FA)とは?選手が他の球団と交渉する権利を持ち、契約することができる制度のこと。
  • 規定投球回とは?シーズン中にプロ野球の一定のイニング数を投げた投手が得る資格であり、選手としての実力を示す基準のひとつ。

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