中日ドラゴンズ、育成ドラフト2位指名の石川大峨選手と契約

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中日ドラゴンズは、育成ドラフトの2位で指名した掛川西高等学校の内野手、石川大峨(たいが)選手との契約を正式に結びました

3日、静岡県掛川市の同校で行われた指名あいさつの場には、堀中寛樹スカウト部長、音重鎮チーフスカウト、清水昭信スカウトが出席し、石川選手に直接激励の言葉を伝えました

石川選手は、「中日ドラゴンズの一員として、プロ野球選手としての生活が始まる実感が改めて湧きました」と語り、より一層の意気込みを見せました

彼は2年生の時にチームを26年ぶりの夏の甲子園出場に導き、さらに60年ぶりの夏全国大会初勝利にも貢献した実績を持っています

しかし、3年生になってからは左手の有鉤骨を骨折し、最後の大会ではわずか1打席で終わるという悔しい経験もしました

それでも石川選手の182センチ、92キロの体格と、高校通算19本塁打を誇る長打力は高く評価されており、清水スカウトは「右の長距離砲として真っ先に思い浮かんだのが石川大峨でした」と絶賛しました

清水スカウトはまた、「ガッツがある選手なので、広島・新井貴浩監督のようになってくれればいい」と期待の言葉を寄せました

石川選手の練習中のノックに飛びつく姿や打撃におけるパワーと技術は、2000本安打を達成したレジェンドに通じると評価されています

石川選手は、まず支配下登録を目標に掲げています

「ファンの方々に勇気や感動を与える選手になりたい

日々の練習に全力で取り組みたい」と意気込みを語り、夏以降は木製バットに切り替えて土台を固める方針です

同日、掛川市内で仮契約も行われました

石川大峨選手について

氏名
石川大峨(いしかわ・たいが)
生年月日
2007年8月1日生まれ、18歳
体格
187センチ、92キロ
捕球・打撃スタイル
右投右打で、一塁手および三塁手としてプレー
経歴
東山口小2年から野球を始め、栄川中では軟式野球部に所属

掛川西高では主に内野手として活躍

中日ドラゴンズは新たな若手選手を迎え入れ、未来への希望を紡いでいます。石川選手の努力と情熱に期待が寄せられる中、どのような成長を遂げていくかが楽しみです。彼の活躍がファンに新たな喜びを提供することを願っています。
キーワード解説

  • スカウトとは?: スカウトとは、スポーツチームが新しい選手を見つけるために行う活動で、その選手の特徴や能力を評価する役割を持つ人たちのことです。
  • 指名あいさつとは?: 指名あいさつは、プロ野球チームがドラフトで選手を指名した際に、その選手に対してチームの方針や期待を伝えるために行うあいさつのことです。
  • 支配下登録とは?: 支配下登録は、プロ野球選手がチームに正規の選手として登録されることを指し、これによって選手は公式な試合でプレーすることが可能になります。

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