阪神・早川投手が古巣を思い参加した子どもたちとの交流イベント

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 阪神タイガースの早川太貴投手(25)をはじめとする9選手が、12月3日に兵庫県尼崎市の浦風小学校で、子どもたちとの交流イベントに参加しました

このイベントには、159人の生徒が参加し、選手たちはゲストティーチャーとして、野球について教えたり、コミュニケーションを楽しんだりしました

 早川投手は、今年のドラフト5位で指名された能登嵩都投手(24)と共に、NPBファーム(日本プロ野球の育成選手が所属するリーグ)に参入した球団出身のコンビとして、古巣を盛り上げていくことを誓いました

早川は、「1年間だけですが、古巣のチームです

僕にできることはありませんが、頑張って活躍すれば、良い方向に向かうこともある」と慎重に語りました

 出身チームである「くふうハヤテ」は、球団運営会社とスポンサーとの契約不履行問題が発生しており、早川選手もその状況を心配しているようです

早川は「僕も活躍して古巣の関係者や静岡の方々が盛り上がることに貢献できれば」と語り、自身の成長を誓いました

 来季からは能登選手との新しい刺激も待ち受けています

早川は「能登も先発でずっとやってきたので、お互い高め合って切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」と意気込みを見せています

2人とも北海道出身の苦労人であり、これまであまり交流がなかったものの、NPBアワードの会場で会釈を交わした経験があります

 イベントでは、選手たちが子どもたちとのコミュニケーションを大切にし、楽しい時間を過ごしました

早川は「シーズン中はこうした機会がなかなかないので、子どもたちが楽しんでいたことが良かった」と優しい笑顔を見せました

プロ野球選手には、野球振興や地域創生の使命があるため、早川選手はその役目を果たすために、引き続き活躍を誓っています

今回の交流イベントは、阪神タイガースの選手たちが地域とのつながりを深める大切な機会でした。早川投手が古巣への思いを話しながら、子どもたちとコミュニケーションを楽しむ姿が印象的でした。選手たちが地域に与える影響の重要性を再認識させられる内容です。
キーワード解説

  • NPBファームとは?日本プロ野球の育成選手が所属するリーグで、若手選手が経験を積む場として機能しています。
  • 切磋琢磨とは?お互いに競い合いながら腕を磨くことを意味し、選手間の成長や発展を促進する重要な要素です。

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