プロ野球・広島の山足達也内野手とDeNAの徳山壮磨投手が現役引退を表明

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2025年12月4日、トライアウトに参加したプロ野球選手たちの中から、大きなニュースが飛び込んできました

広島東洋カープの山足達也内野手と横浜DeNAベイスターズの徳山壮磨投手が、それぞれ現役引退を表明しました

山足達也 内野手のキャリア

山足選手は大阪桐蔭高校出身で、在学中には西田直斗選手(元阪神)や川端晃希選手(徳島インディゴソックス)とともに注目を浴びていました

高校時代には主にショートとして活躍し、その打撃力と守備力が評価されました

大学は立命館大学に進学後、Honda鈴鹿を経て、2017年のドラフトでオリックス・バファローズに8位指名され入団しました

彼は「スーパーサブ」として知られ、どのポジションでも守れる柔軟性を持ち、2021年にはチームの3連覇に寄与しました

2024年オフには現役ドラフトを経て広島に移籍しましたが、2025年シーズンは11試合出場にとどまり、戦力外通知を受けトライアウトに参加し、その結果として引退を選択しました

徳山壮磨 投手の経歴

徳山選手は2017年のセンバツで優勝投手に輝き、その後早稲田大学でもエースとして名を馳せました

2021年のドラフトでは2位指名を受けて横浜DeNAに入り、2024年には29試合に登板しましたが、このシーズンは一軍未登板に終わりました

トライアウトでは145キロ前後のツーシームと呼ばれるストレートで勝負しようと試みましたが、残念ながらオファーはありませんでした

大阪桐蔭出身選手の相次ぐ引退

また、今年は大打者・中田翔選手も引退を発表しており、大阪桐蔭出身のプロ野球選手が3名も現役を退くことになりました

これにより同校の有名選手たちが新たな道を模索する時期が訪れています

山足選手と徳山選手の現役引退は、プロ野球界における一つの時代の終わりを象徴しています。特に大阪桐蔭高校出身の選手たちの引退は、その名門校にとっても大きな影響を及ぼすことでしょう。選手たちが次のステップに進む姿が期待されます。
キーワード解説

  • トライアウトとは?:プロ野球選手が契約を希望するチームとマッチするために行う試合で、未契約の選手が参加することが多い。
  • スーパーサブとは?:試合の状況によってポジションを変更できる柔軟な選手のことを指します。
  • ツーシームとは?:通常のストレートとは異なる投球法で、ボールが投げた直後に横にズレる特性を持つ投球です。

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