2026年野球殿堂入り候補者が発表、藤川球児監督や岩隈久志氏らが名を連ねる

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野球殿堂博物館は12月4日、2026年の野球殿堂入り候補者を発表しました

プレーヤーズ部門には、阪神タイガースの現監督であり、元プロ野球選手の藤川球児氏、近鉄バファローズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、シアトル・マリナーズで活躍した岩隈久志氏、東京ヤクルトスワローズ、福岡ソフトバンクホークス、ニューヨーク・メッツでの経験を持つ五十嵐亮太氏の3名が選ばれています

候補者の業績

藤川選手は現役時代、特に「火の玉ストレート」として知られる直球を武器にリリーフピッチャーとして君臨し、日米通算で244セーブを記録しました

NPB(日本プロ野球)では通算782試合に登板し、防御率2.08という驚異的な成績を収めています

特に2005年には、岡田監督の下で阪神タイガースのリーグ優勝に大きく貢献し、最強リリーフ陣「JFK」として名を馳せました

岩隈久志氏の活躍

岩隈氏は、2004年に新しく設立された楽天インディゴソックスに移籍し、開幕戦でいきなり完投勝利を収めました

日米通算170勝を挙げており、2009年の第2回WBC(ワールドベースボールクラシック)では、先発としてチームを世界一に導いた立役者となりました

五十嵐亮太氏の投球スタイル

五十嵐氏は、力強いストレートを武器としたリリーバーとして名を馳せました

日米通算906試合に登板し、70セーブと173ホールドを記録しています

特に、2004年にはヤクルトで37セーブを挙げて最優秀救援投手のタイトルを獲得

また、2014年にはソフトバンクで44ホールドを記録し、最優秀中継ぎ投手としての称号も得ています

その他の候補者
エキスパート部門では、ヤクルトの打撃コーチとして青木宣親選手や山田哲人選手、村上宗隆選手などを育てた杉村繁氏が候補に

さらに、広島東洋カープの監督として3連覇を達成した野村謙二郎氏や、西武ライオンズの監督・GMとして活躍した渡辺久信氏も新たに名を連ねています

特別表彰部門では、早稲田大学の監督として初の4連覇を達成した野村徹氏が候補として挙げられています

2026年の野球殿堂入り候補者として藤川球児監督、岩隈久志氏、五十嵐亮太氏の3名が挙げられました。個々の選手が持つ背景や業績が評価され、今後の投票結果に注目が集まります。
キーワード解説

  • 藤川球児とは?日本のプロ野球選手で、強力なストレートピッチャーとして知られており、阪神タイガースの守護神(リリーフ投手)として活躍しました。
  • 岩隈久志とは?日本及びメジャーリーグで投手として活躍した選手で、特にWBCでの成功が評価されています。
  • 五十嵐亮太とは?日本のプロ野球選手で、多数のホールドとセーブを記録した強力なリリーフピッチャーです。
  • ホールドとは?リリーフ投手が試合をリードした状態で登板し、サヨナラ負けを避けた場合にもらえる記録です。
  • 救援投手とは?試合の途中で登板する投手で、チームがリードを守るために出てきます。

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