中日のドラフト1位・金丸投手、故障からの回復を目指し自主トレに励む

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中日のドラフト1位、金丸夢斗投手(関西大学)がナゴヤ球場での新人合同自主トレーニングに取り組んでいる

多くのドラゴンズファンは、金丸投手がバンテリンドームでプレーする姿を楽しみにしていることだろう

彼は、「焦らずに体幹トレーニングを行い、1月中に体力を強化し、高いレベルへと向上させたい」と語る

金丸投手は昨年5月に腰の骨挫傷を負い、その影響により今年の春季キャンプは2軍の読谷でスタートする予定

また、監督の井上氏は金丸投手の健康を考えた配慮を見せており、選手への家庭的な愛情が伺える

彼はアマチュア界でNo.1投手の誉れ高く、最速154キロを誇る直球と、スライダーやスプリットなど多彩な投球スタイルを持つ

新人合同自主トレーニングでは、本人の言うところの「出力は5割くらい」の状態でのキャッチボールでも、その球速には驚かされる

キャッチボールを行った同じく新人の吉田選手(西濃運輸)は、「本当に球が強いです

ドーンと来ますね」と、その球威に驚きの声を上げた

昨年3月には侍ジャパンの強化試合で欧州代表相手に2回を無安打、4奪三振と圧倒的なパフォーマンスを見せ、即戦力としての期待が高まっている

新人合同自主トレーニングは一部別メニューで進められ、徐々にその強度を上げている

腰に負担がかかるシャトルランなどは避け、ポール間を走るトレーニングを行ってきたが、最近ではダッシュ系の練習にも参加するようになり、キャッチボールの距離も40メートルに伸ばすなど、段階的に進行中だ

金丸投手は「キャンプに入ってから捕手を座らせて投球したいと思います

腰の状態は良好だが、全体的に体がプロレベルに達していないと感じているので、しっかり強化したい」とコメントしている

彼の言葉には新人とは思えない落ち着きが見え、長いシーズンに向けて焦る必要がないことを理解しているようだ

1年目の目標は、1998年の川上憲伸以来の新人王獲得という高い目標である

今後の進展から目が離せない

金丸投手は故障からの回復を目指して日々トレーニングに励んでいます。彼の意欲や成長に期待を寄せるファンが多い中で、焦らずに自分のペースで進んでいく姿勢が素晴らしいです。今後の彼の進展が楽しみです。
キーワード解説

  • 自主トレとは?自主トレーニングは、自分自身で行う練習のことを指します。プロ野球選手はシーズン中に体を調整するために行います。
  • ダッシュとは?ダッシュは短距離を全力で走ることを指し、瞬発力を鍛えるために重要なトレーニングです。
  • 新人王とは?新人王は、その年にプロ入りした選手の中で最も活躍した選手に贈られる栄誉ある賞です。

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