プロ17年目を迎えるベテラン選手は、昨シーズンの故障を踏まえ、新たな防具でシーズンを乗り切る決意を固めています
昨シーズンの苦い経験
中村選手は昨シーズン、2度の故障により96試合の出場にとどまりました守備中に相手選手のファウルチップが直撃することも多く、特に膝への打撃が痛手となりました
彼は「膝に直撃するのはとても痛い
しかし、次の日に休むことはできない
防げるものは防ごうと考えた」と語っています
防具の改良内容
中村選手は膝の上にある防具のクッションを強化するため、ZETT社に相談を行い、従来の防具に追加のパッドを取り付けることで衝撃を緩和できるようにしましたこの新たな防具は、打球が当たる危険を減少させることが期待されています
チームへの貢献
中村選手は、昨年12月に海外フリーエージェント（FA）権を行使せず、東京ヤクルトスワローズとの新たな3年契約を結びました「生涯ヤクルト」を宣言した正捕手は、チームの巻き返しには欠かせない存在です
若手捕手の古賀、松本直、内山らが成長している中でも、「負けずにやっていきたい」と意気込んでいます
さっそく春季キャンプに新たな防具を身にまとい、シーズンに向けて準備を進めています
ヤクルト・中村悠平選手の防具改良は、選手の健康管理がどれほど重要であるかを示唆しています。安全性を高めるための努力は、選手生命を延ばすだけでなく、チーム全体にとってもプラスとなります。これからのシーズンが彼にとって成功に満ちたものになることを期待しています。
キーワード解説
- ZETT（ゼット）社とは？
- キャッチャー防具とは？
- FA権とは？
