阪神・木下里都投手が春季キャンプで注目のブルペン投球を披露

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大阪府・宜野座で開催された阪神の春季キャンプにおいて、D3位の木下里都投手(24)が2日、初めてのブルペン投球を行い、多くの注目を集めました

この日は真っ直ぐを中心に投球し、全体で35球を投げました

木下投手は、投球時のフォームに特に気を配り、体重を右足に残したり、体の開きを抑えたりすることで、理想とする投球スタイルを再現しました

その結果、安藤優也投手チーフコーチも「ストレートは十分に通用する」と高く評価しました

木下の直球は最速156キロに達し、その特徴として「ムービングファストボール」と呼ばれる変則的な軌道が挙げられます

捕手の栄枝裕貴選手は、投球の回転がきれいでありながらも、多くの場合、打者が予測できない動きをすることを証言しました

このような特質により、打者の芯を外すことができると評価されています

木下投手自身もこの特性を武器として捉え、「自分の強みなので、しっかりと使っていきたい」とコメント

また、今後のブルペン投球や実戦でのパフォーマンスが期待されています

木下投手のブルペン投球は、彼の成長を感じさせるものでした。特に、ムービングファストボールの特性が評価されており、今後が非常に楽しみです。チームの戦力強化にも寄与する可能性が高く、ファンの期待も高まります。
キーワード解説

  • ムービングファストボールとは?打者が予測するのが難しい球の軌道を持ち、打者にとって打ちにくい直球を指します。
  • ブルペンとは?投手が実戦に向けて投球練習を行うための場所を指し、試合ではなく練習専用の施設です。
  • 直球とは?ピッチングにおける基本的な投球方法で、最も速いスピードで真っ直ぐに投げられる球を意味します。

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