今回は、楽天イーグルスの外野手である小郷裕哉選手（28）がインタビューに応じました
春季キャンプの取り組み
小郷選手は、昨季の経験を踏まえ、今年は打撃面でのさらなる向上を目指しています「チーム練習だけでなく、各選手が課題を持ちながら個別メニューも行う春季キャンプ」という環境の中で、彼は「長打を増やしたい
逆方向にも強く速い打球を飛ばせるように意識しています」と具体的な目標を掲げました
注目の打撃指標「OPS」
小郷選手は、打撃成績の指標として「OPS」を重要視しています「OPS」とは、出塁率と長打率を足し合わせた数字で、野球選手の攻撃力を表す指標です
彼は昨季のOPSが.694であったことから、今年は7割台後半から8割以上を目指しています
投高打低の時代における戦術
小郷選手は、「今は投高打低の時代」であると分析し、連打による得点が難しい中で「長打一本で勝つ野球」を意識する必要性を説きました昨季、ソフトバンクや日本ハムのような長打を打てるチームが上位に食い込んだことを引用しています
勝負どころでの強打を目指す
昨シーズン、小郷選手は逆転打を含む重要な場面での活躍が評価されています特に、昨年6月の阪神戦と中日戦で放った逆転ホームランと満塁ホームランは、チームに大きな貢献をしました
「勝負どころで打ってチームを勝たせたい」と彼の闘志が伝わります
小郷選手の春季キャンプでの意気込みや目標は、選手自身の成長だけではなく、チーム全体の戦略とも密接に関わっています。投高打低の現在、彼のように長打を重視する選手が育つことが、チームの勝利に直結するのではないでしょうか。
キーワード解説
- OPSとは？ 出塁率と長打率を足し合わせた指標で、選手の攻撃力を評価する際に使われます。
