中日春季キャンプにおける新外国人ボスラーの打撃適応を探る

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【彦野利勝の目】◇3日 中日春季キャンプ(沖縄・北谷)にて、気温が下がった中で投手陣が初めてフリー打撃に登板した

育成選手岡田を始め、勝野、橋本、森博、育成の近藤、そして松木平の6投手がマウンドに立ち、それぞれ打者が交互に打席に入る形で行われた

中でも新外国人のジェイソン・ボスラー外野手(31)は、昨季2勝を挙げた松木平との対戦が注目を集めた

本紙評論家の彦野利勝氏(60)はボスラーの打撃スタイルにおける適応の必要性について解説した

「彼は球をコンタクトする力を持っていますが、特にインサイド寄りの高めのストレートに対する対応が鍵です

最近の打撃練習では、低めの球に対しては積極的にアプローチできているようです

しかし、テークバックが深すぎるため、内角球に対してはスイングが窮屈に映ります」と述べた

彦野氏が指摘したように、ボスラーの打撃では松木平の内角寄り高めの速球に対するファウルが目立つ一方、低めに対しては鋭い当たりを記録していた

寒さの影響やキャンプ初期であることを考慮しつつ、彦野氏は「打ちにいくタイミングやバットを引く動作を改善することで、より感覚を研ぎ澄ますことができる」とアドバイスした

この日の守備練習では、ボスラーは左翼と一塁の守備ノックを受けた

ポジションに関して彦野氏は、「ファーストには中田選手やカリステ選手がいますので、レフトの可能性が高い」との見解を示した

昨季はマリナーズ傘下の3Aで299打数31本塁打、110打点という成績を残したボスラー

この順位付けにもかかわらず、日本の投手に対してもその長打力を発揮することが求められる

新外国人選手のボスラーが日本の野球にどのように対応していくかが注目されている。特に、投手との駆け引きやバッティングフォームの適応が鍵となる。今後の練習で彼の成長を見守る必要がある。
ネットの反応

中日ドラゴンズが新たに迎えた外国人選手ボスラーについて、ファンや評論家からのコメントが寄せられています

多くの意見が集まり、その内容は期待感と懸念が交錯するものでした

コメントの中には、「期待してません」といった厳しい視線や、直球での球に対応できるか不安に思う声が多数見受けられました

特にインハイへの球に対する不安が強調されており、過去の外国人選手も同じような悩みを抱えていたとの指摘がありました

また、「ボスラーはクラウチングタイプの打撃フォームで高めに弱い」といった具体的なプレースタイルに対するコメントもあり、ファンはその弱点を見極めることが日本の投手にとっての重要なポイントだと感じているようです

コメントによれば、インハイの球に弱ければ結果を出せないという声が上がる一方で、「過剰な期待はしない」と控えめな評価を下す意見もありました

さらに、一部のコメントではボスラーのポテンシャルに期待する声や、「弱点が浮き彫りになっている」と、その改善の可能性を探ろうとする意見もありました

それでも、全体としては外国人選手に対する期待感が薄れつつあるようで、「実績をもとに冷静に見るべき」と慎重な姿勢を示すファンが多いことが伺えます

ボスラーが日本でどのように成長し、チームに貢献できるか、今後のオープン戦やシーズンに期待が集まります

ネットコメントを一部抜粋

  • 期待してません
  • インハイ全て見逃してたら四球です。
  • イチローのようにすべてのコースに対応する必要はないでしょう。
  • ボスラーをレギュラー当確として考えず、レフトは競走してもらえば良い。
  • 弱点がなかったら今でもメジャーリーガーやろ?
キーワード解説

  • フリー打撃とは?:野球の練習の一環で、投手が投げたボールに対して打者が自由に打つことができる練習形式のことです。
  • テークバックとは?:打者が投球に対するスイングを開始する前にバットを引く動作を指します。この動作によってスイングの力と方向が決まります。
  • インサイドとは?:野球の打撃において、打者側から見て内側の位置にあるボールのことです。打者の体に近い位置に投げられたボールを指します。
  • ストレートとは?:ピッチャーが投げる最も基本的なボールであり、バッターに直線的に飛んでくる球です。
  • ノックとは?:守備練習の際に、ボールを打ったり投げたりして選手の守備力を高めるための練習方法です。

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