この日の注目は、昨年11月に左肩を脱臼した影響で2軍調整を続けているドラフト1位の佐々木泰内野手(22歳、青学大)
彼はフリー打撃で場外弾を含む合計13本のホームランをマークし、走塁練習ではスライディングを解禁するなど、活力あるプレーを披露した
冷たい風が吹き荒れる中、佐々木はキャンプ初日にひときわ目立つ存在だった
「守備も走塁もバッティングもいい感じでできた
肩の心配なく100%で実戦をできることと、走攻守全てでレベルアップしていきたい」と語り、意欲を示した
守備練習における奮闘
午前中は主に守備練習に時間を費やし、慣れ親しんだ三塁にポジションを取り、サインプレーなどを確認したノックも軽快にこなし、「取れるアウトを取れるように」と真剣に打球をさばいた
その姿は、彼の成長を示すものだった
フリー打撃の圧巻のパフォーマンス
午後のフリー打撃では特に観客の注目を集め、彼の背番号10に目が向けられた彼は5球目を完璧に捉え、打球は弾丸ライナーで左翼席の芝生に着弾した
両翼92メートルの同球場で、さらに場外弾をたたき出すなど、左翼フェンスを軽々と越える豪快な打撃を披露した
「大学の時よりも意外と飛んだ」と振り返る通り、打撃ローテーション中に計143スイングを行い、13本のホームランを放った
スライディング解禁と完全復活へのステップ
昨年11月の左肩脱臼以来、封印していたスライディングをこの日解禁した頭から一塁へ帰塁し、二塁へのスライディングも多くこなした
佐々木は「全然、怖くはなかった」と安心した表情で語り、完全復活への一歩を感じた様子だった
ファンサービスでファンとの交流
全体練習後には、室内練習場に移動し黙々とバットを振り込む姿が見られた引き揚げの際には、多くのファンにサインなどのファンサービスを行い、距離を縮める努力も怠らなかった
「思ったより寒いなというのが第一印象」と気温7度の中、充実した時間を過ごした
高2軍監督は、佐々木について「全然問題ないと思っている」と評価
焦らず、後退しないようなメニューを組むと約束した
佐々木も「最終的には開幕1軍を見据えている
今できることをやって、呼ばれたら、いつでもいけますっていう状態を常に作ることが大事かなと思っています」と意気込みを語り、成長を誓った
今回の佐々木選手のパフォーマンスは、新たなシーズンに向けた期待感を高めるものでした。彼の回復と練習の成果がしっかりと表れており、ファンとしても非常に楽しみです。心配されていた肩の状態も良さそうで、これからの動きにさらなる注目が集まるでしょう。
ネットの反応
広島のドラフト1位選手、佐々木選手がフリー打撃で圧巻の13本のホームランを放ち、そのパフォーマンスがファンや評論家たちの注目を集めています
ファンのコメントでは、佐々木選手の実力に対する期待が高まる一方、肩の状態や実際の試合でのパフォーマンスに対する不安も少し見受けられます
しかし、ポジティブな意見が多数投稿されており、特にフリー打撃でのホームラン数から、期待感が膨らんでいるようです
コメントの中で、「嬉しい悩みが…」という意見があり、チーム内での選手の競争が激化することを喜ぶ声が多く見受けられました
また、「佐々木自身は大丈夫だとアピールしたいだろうが、首脳陣には怪我に繋がらない配慮が大切」との意見もあり、選手の健康を気遣う声もあります
さらに、「佐々木ファーストでええやん」といった意見もあり、彼の起用法に関しての様々な意見が交わされています
また、「実戦でどうなるかまだ分からないかもしれないが、打てていないよりは期待できる」というコメントもあり、実際の試合でのパフォーマンスに対する関心がうかがえます
開幕一軍に向けての期待が高まる中、多くのファンが佐々木選手の今後に注目をしています
彼のプレーがチームの勝利に貢献することを願う声が多く、今年のカープにとって明るい材料になることを期待されています
ネットコメントを一部抜粋
滑り込み方が様になっています。実践派ですね。かっこいい!
ヘッスラができたならもう大丈夫かな
嬉しい悩みが…
肩大丈夫だと証明してくれましたね。期待度倍増しました。開幕一軍で!
き、期待しちゃっても良いんですか?
キーワード解説
- フリー打撃とは?:バッティング練習の一種で、投手なしで打者が自主的に打つ練習方法のこと。選手が安定した打撃力を身に付けるための重要なステップ。
- サインプレーとは?:野球において監督やコーチが選手に出す戦術の指示。具体的には、走塁や守備の際の動き方を決めるための合図。
- スライディングとは?:野球のテクニックで、塁に進むために体を横にして滑り込む行為。主にアウトを避けたり、塁に安全に到達するために使用される。

