巨人・西舘勇陽投手、紅白戦で奪三振2の無失点好投を披露

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 巨人の若手左腕、西舘勇陽投手(22)が2月11日に行われた宮崎春季キャンプの紅白戦で、白組の先発として登板し、評価の高い投球をした

試合では1回を投げ、2奪三振を奪い、無失点の結果を残した

 試合開始早々、先頭打者である若林選手を空振り三振に仕留め、続けてドラフト1位ルーキーの石塚選手も見逃し三振に

さらに、3番の岡田選手には直球でバットをへし折り、二塁ゴロに打ち取った

これにより、三者凡退という優れたスタートを切ることに成功した

 試合後、西舘投手は、今回の登板を次のように振り返った

「結果として無失点で抑えられたことは良かったんですけど、カウントを作る中での制球が前回の登板ほど良くなかったので、そこが反省点です

しかし、良かった点は次に生かせるようにしたいです

」と述べ、自身のパフォーマンスに対する厳しい目を持っていることを示した

 注目すべき点は、3番岡田選手のバットを折るほどの力強い投球を見せたことで、投球速度も予想以上に上がっていることを実感したという

また、「バットを折って少し申し訳ないなとは思いますが、調子が上向いていると感じています

」と自己評価を述べた

 昨年のオフシーズンから、フォームの固めに注力しており、ジャイアンツ球場で長時間の投げ込みを行ってきた

今キャンプでは、先発投手としてのフォームやコントロールを中心に練習に励んでいる

「ブルペンでは投げ分けができており、前よりも安定した投球ができるようになっていると感じています

」と、フォームの安定感も実感している様子だった

西舘投手の紅白戦での好投は、彼の成長を感じさせるものです。特に、初回からの圧巻の投球内容は、今後のシーズンに期待を持たせるものでした。若手選手が経験を積む過程で、評価を受けることは非常に重要です。反省点として挙げた制球に関する意識の持ち方は、プロとして必要な成長意欲が感じられます。
キーワード解説

  • 奪三振とは?:相手打者を三振に取ることを指し、投手にとっては重要な成績の一つです。
  • 制球とは?:投手がボールを狙った場所に投げる能力を指します。制球力がある投手は、試合を有利に進めることができます。
  • フォームとは?:投球時の体の動きや形のことを指し、これが安定していることは、投手にとって重要です。

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