ソフトバンクの新人宇野真仁朗選手、プロ初のライブBPで驚異の打球速度を記録

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 ◆ソフトバンク春季キャンプ(12日、筑後) 福岡ソフトバンクホークスのドラフト4位ルーキー、宇野真仁朗内野手(18歳、東京・早実高)が、室内練習場で行われた実戦形式の練習「ライブBP」において、打球速度160キロを記録しました

このライブBPは、実際のピッチャーから投げられたボールを打つ練習であり、選手にとって非常に重要な実戦感覚を養うための練習です

 プロ初のライブBPで宇野選手は3打席に立ち、育成3年目となる水口創太投手(25)と対戦

最初の打席では驚異の160キロを計測し、打撃における潜在能力を示しました

本人はその打球を「ショートライナーだと思う」と軽く振り返ったものの、周囲の期待を裏切ることなく、その強打は印象深かったです

大道典良3軍打撃コーチ(55)は「(打球速度は)1軍クラスで170キロぐらい

宇野選手はまだ高校生だから」と驚きを隠さず評価しました

 宇野選手は高校時代に通算64本塁打を記録しており、すでにその打撃力は広く知られています

過去に打撃マシンを使った際にも160キロの打球速度を出した経験があるといいます

また、実戦形式で他の投手の球を打つ今回の練習は、昨秋のU18アジア選手権以来の経験です

このことは、選手の成長にとって非常に大きな意味があります

 「積極性が持ち味」とする彼は、育成2年目の左腕・長水啓眞投手(19)が投げる初球のカーブに対し、ファウルを打ち返す場面もあり、大道コーチからは「変化球を初球から振っていけた」と高く評価されています

彼自身も「選球眼はまだまだ甘い」と認識しつつも、「昨年9月以来にしてはいい感じで捉えられた」と順調な進展を感じているようです

 プロのキャンプが中盤に入る中、宇野選手は「打撃の調子も悪くないし、順調にきている

これから実戦が入ってくると思うので、自分の形を崩さないでやっていきたい」と意気込みを語りました

今回の宇野選手のパフォーマンスは、プロ入りしたばかりの選手としては非常に印象的です。今後の成長が期待される彼にとって、ライブBPでのヒットは自信に繋がったでしょう。特に、高校生という若さにも関わらず、プロレベルに近い打球速度を記録したことは、彼の実力を示す結果となりました。次回の実戦での活躍も楽しみです。
キーワード解説

  • ライブBPとは?:ライブBPは、選手が実際にピッチャーから球を投げられ、打撃練習を行う形式の練習です。この練習は、選手が実戦に近い状況で打席に立ち、感覚を養うことができるため、プロ選手にとって非常に重要な要素です。
  • 打球速度とは?:打球速度とは、バットで打たれたボールが飛び出す時の速度のことを指します。プロの選手では160キロ以上が見られ、これはトップレベルの打撃技術とパワーを示しています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。