ソフトバンクの伊藤優輔、春季キャンプで圧巻の投球を披露

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◆ソフトバンク春季キャンプ(13日、宮崎) ソフトバンクホークスの伊藤優輔投手(28)が、移籍後初めての実戦形式の打撃練習、いわゆるライブBPに登板し、打者8人に対して一度もヒットを許さず、3三振を奪う圧巻の投球を見せた

伊藤投手は、国内フリーエージェント(FA)権を行使して巨人から加入した選手であり、今年の先発候補として期待を集めている

試合後のコメントでは「70点くらい

今の段階では順調に投げられたかな」と語り、自己評価を語った

打者を翻弄する見事なピッチング

先頭打者の柳町達を相手に、強力なフォークボールで3球三振を奪った後、続くドラフト2位新人の庄子雄大選手にも大きく曲がるスライダーで空振り三振を記録

この日のピッチングの成果について、「(打者の)反応を見ると、いい感じで来ている

対外試合に入っていくところでいい材料になった」と手応えを語った

厳しい競争に挑む

先発ローテーションを争う中で、「球が強い選手が多い」とライバルのレベルの高さを肌で感じた伊藤選手

だが、「競争、競争とやっていると自分の負担にもなってくる

あまり他は意識せず、自分のやるべきことを焦らずにやっていけたら」と冷静に自身のスタンスを語った

第4クールが始まる15日からは紅白戦がスタートし、伊藤選手は16日に登板予定

試合に向けての意気込みを聞かれると、「どんな形であれ、1軍で1年間戦い続けることが大事」と述べた

今後も自身の持ち味を発揮し、本格的なレギュラーシーズンに挑んでいく姿勢を見せた

この伊藤選手のパフォーマンスには、特に注目すべき要素がいくつかある。一つ目は、彼が昨年までの活躍から新しいチームに移籍し、その環境でしっかりと結果を出した点だ。また、ピッチングフォームの改良やボールのスピードの向上に取り組んできた成果が早速実を結んだことには、非常にポジティブな意義が感じられる。今後の試合でもこの調子を維持し続けることができれば、先発投手陣の中で重要な役割を果たすことが期待される。
キーワード解説

  • ライブBPとは?試合前の実戦形式の練習で、投手が打者に対してピッチングを行うこと。
  • 国内フリーエージェント(FA)権とは?選手が自己の意志で他球団と契約することができる権利。
  • 先発ローテーションとは?各試合に先発する投手の組み合わせを指し、チーム戦略において重要な要素。

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