日本ハム・新庄監督が中日の練習試合で選手の安全性を訴え

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日本ハムの新庄剛志監督が、18日に行われた中日との練習試合において、選手の安全性について強い懸念を示した

この試合の8回、樋口正修内野手が外野フェンスに激突し、担架で運ばれるという事故が発生した

この事件に対し、新庄監督は、「プロ野球のキャンプをここで1か月やるのであれば、あのラバーは間違いなく変えないと」と強い口調で苦言を呈した

樋口選手は、「9番・左翼」で先発出場していたが、8回の2死一塁の場面でマルティネス選手の大飛球を追いかける際、顔面からフェンスにぶつかった

その瞬間、球場は騒然となり、樋口選手は起き上がることができず、担架で運ばれる事態となった

現役時代に外野手部門で10度のゴールデングラブ賞を獲得した新庄監督は、樋口選手の事故を受け、「この球場のラバーがもはやコンクリートと同じ硬さである」と発言し、選手たちの安全を危惧していることを強調した

新庄監督はさらに、「ドラゴンズの球団は、あそこにしっかりお金をかけて直さないと、今後選手たちの寿命を短くする恐れがある」と警告し、今後の改善を求めた

その一方で、「無理をさせないように指示した」とも述べ、自身のチームである日本ハムの選手を守る姿勢も見せた

しかし、育成出身の樋口選手に対しては「しっかりアピールしないといけない」と述べ、選手の気持ちにも理解を示した

このニュースからわかるように、選手の安全性が今後の大きな課題となることが明確になりました。新庄監督の言葉は、現場の意見を反映した重要な指摘です。外野手の衝突が危険であることを再認識し、改善策が求められる状況となっています。
ネットの反応

新庄監督が中日の使用球場に対して苦言を呈したことに関するコメントが多く集まりました

多くのコメントでは、選手の安全に対する懸念が表明されており、特に若手選手がフェンスに激突したことに対して痛みを覚える意見が目立ちます

「樋口は軽傷であってほしい」といった心配の声や、「事故が起きた後では遅い」という厳しい意見も見受けられました

さらに、「選手はアピールをしたい気持ちは理解できるが、フェンスの硬さを考慮すべきだ」といった意見もあり、選手自身が怪我のリスクを理解しつつプレーする必要性が強調されています

新庄監督の意見を受け入れるべきだとの声も多く、この問題が早急に解決されることが求められています

ネットコメントを一部抜粋

  • 樋口は当たっていただけに痛いね。
  • 新庄監督の言いたい事は分かるけど、プロ仕様の球場はあまりないだろう。
  • キャンプ中だから、怪我したら意味がない。
  • これを機に球場を改修すべきだ。
  • 監督の対応遅い!選手にもっと気をかけるべきだ。
キーワード解説

  • フェンスとは? フェンスは、野球場やスポーツ施設の外部等を囲むために設置される障害物で、選手が不意にその硬い部分に衝突した場合に怪我をする恐れがある。
  • ゴールデングラブ賞とは? この賞は、プロ野球において特に守備が優れた選手に贈られるもので、選手たちにとって大きな名誉を示すものです。
  • ラバーとは? 野球場のフェンスなどに使われる素材で、衝突の際に選手を守る役割がありますが、その硬さによって怪我のリスクが高まることがある。

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