巨人・浅野翔吾、オープン戦で確かな打撃アピールも守備課題が浮き彫り

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◆オープン戦 巨人2―7広島(23日・那覇) 巨人の若手外野手、浅野翔吾選手(20)が、広島とのオープン戦で輝きを放ちました

浅野選手はこの試合で4打数2安打を記録し、外野ポジションの確保に向けての猛アピールを行いました

彼は今キャンプから導入した新打法を駆使し、実戦3試合連続で安打を打つなど、その打撃は好調を維持しています

新打法の成果と他への挑戦

浅野選手の進化は、新打法「コンパクトスイング」によるものです

これは、バットを小さく振ることで、ボールを正確に捉えやすくするスタイルです

特に、浅野選手はボールを手元まで引きつけ、スムーズに振り抜くことを心掛けています

試合中には、「追い込まれていた中でもコンパクトに振ることができた」と喜びを語りました

守備の課題と練習への意欲

しかし、彼の守備には課題が残ります

プロ入り以来、あまり経験のなかった左翼守備で、4回に後方の打球に対応できず、打球処理に手間取ってしまいました

この指摘に対し、阿部監督は「外野の守備力はうちでも低いから、競争が必要だ」と発言し、選手への厳しい期待を寄せました

早朝のルーチンによる体調管理

浅野選手は「朝活」を通じて、体調管理を徹底しています

2月23日には、午前7時に宿舎を出発し、最も早く球場に着く選手でした

体をほぐす入浴から始まり、練習の準備を整えることがルーチンとなっています

彼は「嫌な疲労は全くない」と、体調は万全だと語り、自信をのぞかせました

監督からの厳しい言葉とその意義
阿部監督は浅野選手に対して一貫して厳しい指導を行い、成長を促しています

このような環境で鍛えられながら、浅野選手は「シーズンに入ってから打てなければ意味がない」と自らを奮い立たせ、開幕への準備を進める意気込みです

浅野翔吾選手はオープン戦での打撃成果を残しつつ、守備での課題を認識しています。自分をもっと成長させるための環境が整っている中で、彼の今後の努力が期待されます。
キーワード解説

  • コンパクトスイングとは? バットを小さく振ることで、ボールを正確に捉えやすくする打撃スタイルのことです。

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