ソフトバンク・大関友久投手、練習試合での活躍を報告

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◇練習試合 ソフトバンク9―0韓国・斗山(2025年2月27日 アイビー) プロ野球・福岡ソフトバンクホークスの大関友久投手(27)が、韓国・斗山との練習試合で2回から登板し、見事な投球を見せた

大関は開幕ローテーション入りが内定している左腕で、今季の初実戦登板を無失点で終えたことは、彼にとって大きな成果と言える

投球内容と狙い

大関は、この日の登板で「力を入れるまでのフォームの間」を意識し、打者のタイミングをずらす狙いで臨んだと語った

捕手の渡辺と事前に話し合った結果、直球とカーブを主体とした配球で攻めることを選んだ

3回には1安打を許したものの、7人の打者に対してフライアウトを5つ奪う活躍を見せた

彼自身も「狙い通りに打者が泳いで詰まらせることができた」と手応えを感じていた

さらなる成長を目指して

大関はこの日最速143キロを記録した直球を、さらに理想に近づけることを目指している

彼は「2022年のものを求めていて、投げる感覚も近づいている」と話し、かつての剛球を思い起こさせるような投球を期待させる

育成ドラフトから成長し、近年メッツで活躍した千賀投手に“魔改造”を施した倉野投手コーチは「今季初登板にしては上々でした」と評価した

有原投手の活躍

さらに、この日は2年連続で開幕投手を務める有原投手も先発し、1イニングを無失点に抑えた

彼はわずか9球で2死を奪い、投球内容は非常に良好だ

小久保監督も「今日がスタート

ローテーションで決まっている選手はしっかりしたプランがある」と語り、次回の3月7日のオープン戦に向けて期待を寄せている

ソフトバンクの大関友久投手が韓国・斗山戦で素晴らしい投球を披露し、開幕に向けた自信を高めた。投球の間や狙いを意識した結果、見事な無失点で実戦の場に臨む準備ができた印象を受ける。また、同じく有原投手も順調に実戦をスタートしていることから、チーム全体のパフォーマンスも注目される。
キーワード解説

  • 間(ま)とは? 投球の際の「間」とは、投手が投球モーションを取る際に、打者と対峙する時間のことで、適切に使うことで打者のタイミングをずらすことができます。
  • 無失点とは? 無失点とは、投手が試合中に相手チームに得点を許さないことを指します。この場合、大関投手はその使命を果たしました。
  • 直球とは? 直球とは、投手が投げる最も一般的な球の一つで、速く真っ直ぐ飛ぶように投げる球です。打者にとっては打ちやすいが、スピードや回転に工夫が必要です。

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