ソフトバンクのドラフト5位ルーキー、石見颯真が鮮烈なA組デビューを飾る

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◆球春みやざき・ソフトバンク9―0韓国・斗山(27日、宮崎アイビー)  福岡ソフトバンクホークスのドラフト5位ルーキー、石見颯真内野手(18)=愛工大名電高=が、初めて出場したA組(1軍)の試合で、その実力を証明するパフォーマンスを見せた

3打数2安打2打点という結果を残し、今後の期待を高める鮮烈なデビューとなった

試合に臨むにあたり、「A組ということで緊張していた部分はあったけど、バッティングでいいところが出せた」と笑顔を見せたが、その言葉の裏には、高校卒業式をまだ迎えていない若者らしい緊張感が見える

石見は6回から遊撃手の守備に移り、7回の第1打席で左中間へ適時三塁打を放った

さらに、8回無死一、三塁の第2打席では、フルカウントからネットの間を突破する中前適時打を記録し、チームに貢献した

愛工大名電高時代には、打撃が認められ1年夏からレギュラーとして活躍

春夏を通じて3度も甲子園の舞台に立った「エリート」の彼だが、A組での初試合について「この緊張は初めての経験

甲子園よりも緊張した」と振り返る

三塁に頭から飛び込んだ三塁打については、「無意識の間にヘッドスライディングをしていたので、あまり覚えていません」と少し照れた様子も見せた

また、石見が極度の緊張を克服できたのは、先輩たちのサポートがあったからだ

試合前に栗原陵矢から「これをヘルメットの裏に貼れば打てるよ」とアニメのシールを受け取ったり、6回の守備でエラーをした際には石塚綜一郎から励ましの声をかけられたという

「先輩が声をかけてくれたのが大きかった」と感謝の意を示す彼は、「良い結果を残せたので、緊張を力に変えられる選手になっていけたら」と今後の成長に期待を寄せている

ソフトバンクの新しいルーキー、石見颯真が初めての1軍試合で素晴らしい成績を残したことは、チームにとって嬉しいニュースです。特にまだ高校を卒業していない若者が、大舞台で堂々とした立ち振る舞いを見せてくれたことは、多くの人に希望を与えるものでしょう。彼の成長が今後も楽しみです。
キーワード解説

  • ルーキーとは?新しくチームに加入した選手のことを指し、特にプロスポーツではその年に初めてプレーする選手を示します。
  • A組とは?プロ野球チームの1軍を指し、試合に出場する権利を持つ選手たちが所属しています。
  • 三塁打とは?バッターが一塁を経由せずに三塁まで進む安打を意味し、通常は外野に飛んだボールが打たれます。
  • ヘッドスライディングとは?選手がベースに近づく際に体を前に倒して頭から滑り込む技術で、安全にベースに触れることを目的としています。

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