ソフトバンク・岡植純平選手、ブルペンでの投球練習を再開

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◆ソフトバンク春季キャンプ(1日、筑後) ソフトバンクホークスの育成3年目を迎えた岡植純平投手(20)が、春季キャンプの一環としてブルペンでの投球練習を再開した

岡植選手は、変化球を交えながら7割ほどの力で42球を投じ、投球の際のバランスを改善する意向を示した

岡植選手は、1月中旬から右肘と右肩に炎症を抱え、リハビリに専念していたが、状態もほぼ回復し、キャンプ中盤から「C組」(3、4軍)に合流している

彼は元々遊撃手としてプレーしていたが、兵庫・飾磨工業高校の1年秋から投手に本格的に転向

2023年の育成ドラフトで5位指名を受けて入団した

岡植選手の最大の武器はキレのあるスライダーで、1年目には自己最速149キロをマーク

2年目からは先発としてファームの非公式戦で経験を積んできた

リハビリ期間中には特に下半身の使い方を学び、2月上旬には右肘の靱帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けた武田翔太選手(31)やリハビリ担当コーチの森山良二氏(61)、リハビリマネージャーの内之倉隆志氏(52)と共に意見交換を行った

武田選手からは米国のトレーニング施設での経験を元にしたアドバイスを受け、森山コーチからは「投球とファッションは足元から」との助言を得た

岡植選手は、「彼らとの感覚の違いを学び、大変感謝しています」と述べている

スライダーが彼の最大の武器であるが、「投手としては、真っすぐが一番重要だと思っています」と自らの考えも言及した

岡植選手は3月中にリハビリ組を卒業する予定で、「スタートが出遅れたが、1年間は怪我なくプレーし、アピールを続けたい」と語った

勝負の3年目となる彼は、まずは2軍での定着を目指している

今回の岡植選手の復帰は、チームにとって重要な戦力になる可能性があります。リハビリを経て、どのようなパフォーマンスを発揮するのか、ファンからの期待も高まっています。また、彼の成長は自身のキャリアにとっても大きな意味を持つでしょう。
キーワード解説

  • リハビリとは?怪我をした選手が元の状態に戻すための治療や調整を行うプロセスです。
  • 靱帯再建術とは?主にスポーツ選手が受ける手術で、損傷した靱帯を修復するための手術のことを指します。
  • スライダーとは?野球の投球技術の一つで、ボールが横に曲がりながら飛んでいく変化球を指します。

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