クラーク仙台から巨人女子チームへ、新星外野手・内田梨絵瑠と捕手・海野輝夏が入団

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宮城県仙台市で行われた卒業式に、クラーク仙台高校から巨人女子チームに入団する内田梨絵瑠(りえる)外野手と海野輝夏(てるか)捕手が参加しました

18歳の2人は、卒業生代表として壇上に立ち、仲間たちへの感謝の言葉を述べた内田が涙を流しながら「日本一を目指した日々は本当に楽しかった

皆に助けられた3年間でした」と振り返りました

内田は高校3年間の様々な思い出が心に浮かび、「絶対に泣くと分かっていましたが、しっかり言い切れてよかった」と声を震わせました

2人は、令和3年のユース大会で東北勢女子として初優勝を飾り、高校野球女子選抜にも選出された実力者です

彼女たちは、さらなる高みを目指し、巨人の入団テストに挑戦

9月下旬には合格のメールを共に受け取り、喜びを分かち合いました

内田はクラーク仙台でキャプテンを務め、攻撃的でトリプレー(走・攻・守のすべて)に秀でた選手として知られています

一方、海野は捕手に転向し、力強い打撃と強気のリードが持ち味です

入団後は、日体大に進学し、文武両道での成長を目指します

内田は「女子野球の発展に貢献したい」と語り、将来的には高校教員として野球を指導する夢を持ちつつ、「まずは巨人でレギュラーを取り、日本一を目指す

その先には日本代表として世界一になる」と目標を掲げました

海野もまた「まだ競技が普及していない国で野球を教えたい」と夢を語り、外国の文化を学びながらスポーツの知識を深めていく考えです

候補ポジションで激しい競争が予想される中、「ケガなく試合に出続け、必要とされる選手になりたい

先輩たちを見て学び、追い越す気持ちで頑張ります」と力強く意気込みました

東北の女子野球史に新たなページを刻んだ彼女たちは、新しい環境でさらなる成長を遂げることでしょう

内田梨絵瑠選手と海野輝夏選手が巨人女子チームに入団することは、女子野球の発展に大きな影響を与えるでしょう。彼女たちの活躍が、多くの若い選手に夢を与え、より多くの女性が野球に取り組むきっかけになることが期待されます。巨人での経験が、彼女たちの未来にどう繋がるのか、今後の成長が楽しみです。
キーワード解説

  • 女子野球とは?:女子野球は、女性が行う野球競技のことで、男性と同様に多くの大会やリーグ戦が開催されています。近年、女子野球の人気が高まり、プロチームも増えています。
  • 捕手とは?:捕手は、野球においてピッチャーの投球を受ける選手であり、試合の戦略を左右する重要なポジションです。捕手は守備の要として、チームの守りを支えます。
  • 文武両道とは?:文武両道は、学業(文)とスポーツ(武)を両方とも優れた成績を残すことを意味します。特にアスリートにとって、学業の成績も重要視されることが多いです。

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