オリックス・寺西成騎、オープン戦デビューで好投を見せる

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2025年3月8日、京セラドーム大阪にて行われたオープン戦、オリックス対巨人の一戦において、オリックスのドラフト2位ルーキー右腕、寺西成騎投手(22歳、日本体育大学)が先発投手としてデビューしました

寺西投手のデビュー戦の内容

寺西投手は、この試合で2イニングを投げ、3安打を許しながらも1失点にとどまりました

特筆すべきは、制球力が優れており、無四球で奪三振はありませんでした

最速148キロを記録したストレートに加え、フォーク、スライダー、カットボールを駆使し、最少失点に留めた点が評価されています

克服した課題と今後の目標

試合後のインタビューで、寺西投手は「京セラドーム大阪で満員の観客の前で投げられたことは本当に良い経験だった」と話し、感慨深さを見せました

彼は、初回の先頭打者・丸に対して「すごい雰囲気があった」と振り返り、続く打者には安打を許したものの、適切な配球によって失点を防ぎました

挑戦と学び

寺西投手は、1日の韓国・斗山との練習試合ではカットボールを主体にした投球スタイルを試みた結果、1イニングで4失点してしまった反省を語り、「緩急を使うことにより打ち取れることを学べた」と手応えを掴んだことを明かしました

今後の成長には期待が寄せられています

今後の展望
星稜高等学校では、現ヤクルトの奥川選手の後輩としても知られる寺西投手は、「スタミナをつけて、先発としてチームに貢献できるよう頑張っていきたい」と意気込みを語り、開幕からの先発ローテーション入りに向けて準備をしています

寺西成騎投手のオープン戦デビューは、今後のシーズンに向けて重要な一歩となります。彼が2イニングで見せた投球内容からは、将来への期待が感じられます。特に、さまざまな球種を巧みに使うことで制球力が高いことが証明されました。今後の成長に注目が集まります。
キーワード解説

  • オープン戦とは?:プロ野球のシーズン前に行われる試合で、選手やチームの調整を目的としています。
  • ストレートとは?:ピッチャーが投げる最も基本的なボールで、直球と呼ばれます。速さが求められます。
  • フォークとは?:球種の一つで、投球時にボールの指の使い方を工夫して作る、落ちる球です。
  • スライダーとは?:ボールが横に曲がる球種で、バッターを混乱させるために使われます。
  • カットボールとは?:ストレートと似た軌道の球ですが、ボールのすべりがあり、打者にとっては打ちにくい球です。

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