巨人・田中将大投手が好投、オープン戦で3回1失点の力投を見せる

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◇プロ野球オープン戦 阪神-巨人(9日、甲子園球場)巨人の先発田中将大投手が、阪神とのオープン戦で3回を投げ1失点という好投を披露しました

田中選手はこの日、48球を投げ、被安打2、奪三振2を記録しました

最速は145キロを計測しました

初回、田中選手は先頭バッターに4球連続でボールを与え四球を与えるも、その後の中野拓夢選手を併殺打に打ち取って2アウトを奪いました

そして続く3番の佐藤輝明選手をファーストライナーに仕留め、無失点で初回を抑えることに成功しました

続く2回もピンチが訪れました

先頭バッターの森下翔太選手にヒットを打たれたものの、5番の大山悠輔選手に対して低めのスライダーを投げ込んで空振り三振を奪いました

この間、森下選手が盗塁を試みましたが、キャッチャーの大城卓三選手が見事に阻止し、田中選手を援護しました

その後、6番の前川右京選手をこの日最速の145キロのストレートで三振に仕留め、3回まで得点を許しませんでした

しかし、3回には先頭のヘルナンデス選手にフェンス直撃のツーベースを打たれ、1アウト1、3塁のピンチを迎えます

その後、近本光司選手のファーストゴロの間に1点を失うものの、その後にサードゴロを打たせて、最小失点でマウンドを降りました

田中選手は前回の登板では2回を無失点で抑えており、この日の結果も含めて、着実にシーズンに向けた調整を進めていることを示しています

次回の登板に期待が高まります

今回の田中選手の投球は、春のオープン戦とはいえ、その実力をしっかりと示すものでした。特に3回の登板では、ピンチを迎えながらも冷静に対処し、最小失点に抑えた点が評価されます。彼がシーズンを通じてこのパフォーマンスを維持できれば、巨人にとって大きな戦力となるでしょう。
キーワード解説

  • オープン戦とは?:プロ野球の春季キャンプ終了後に行われる試合で、チームの選手が本番に向けた調整を行う場です。
  • 奪三振とは?:投手がバッターを見逃しや空振りでアウトにすることを指します。
  • ピンチとは?:守備側が得点の危険にさらされている状況のことです。

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