巨人・西舘勇陽投手が被災経験語る、14年目の心境を明かす

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2025年3月11日、岩手県出身の読売ジャイアンツ・西舘勇陽投手がジャイアンツ球場で行われた2軍の全体練習に参加し、東日本大震災から14年が経過した現在の心境を語った

西舘投手は、2011年3月11日に自身の9歳の誕生日を迎えた際に震災に遇ったため、その日を特に意識している

震災当時、西舘投手は内陸部に住んでいたため、津波の危険はなかったが、近隣の大船渡では火災が発生したこともあり、故郷に対する思いは強い

「大船渡の状況がよくなりそうでならないという日々が続いている」と語り、復興の進展を心から願う様子を見せた

春季キャンプでは1軍スタートを切ったものの、現在は2軍で調整中の西舘投手

彼は同じ岩手県出身の堀田賢慎選手の存在を挙げ、「岩手県出身の選手が頑張っている姿を見て、高校球児やさらに小さな子どもたちが野球を始めてくれることが一番うれしい」と述べ、地元の若い選手たちへの思いも込めた

自身の目標として「まずは1軍という舞台で結果を残せるように努力していきたい」と意気込みを語った

西舘投手が語った震災当日の思いは、多くの人々にとって忘れられないイベントであった。その中で自らの経験を語ることで、自己の成長や故郷への愛情を再確認している姿勢が印象的だった。特に若い選手たちに向けてメッセージを発信する姿勢は、プロスポーツ選手としての模範とも言える。
キーワード解説

  • 東日本大震災とは?:2011年3月11日に発生した大規模な地震と津波。日本の多くの地域に甚大な被害をもたらした。
  • 春季キャンプとは?:プロ野球選手がシーズンに向けて調整するために行う練習期間。選手の状態を見極める重要な場でもある。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。