阪神・森下翔太が逆転の決勝2ランを放ち、開幕2連勝に貢献
<広島2-3阪神>◇29日◇マツダスタジアム 阪神タイガースの新4番、森下翔太外野手(24)が広島戦で逆転&決勝となる2ランホームランを放ち、チームを開幕2連勝に導いた森下は1点を追う6回、2死二塁の場面で、左腕の床田から今季初本塁打を打ち上げ、試合を決定づける一撃を披露した
この試合では前日28日に続き、3番打者の佐藤輝が先制&決勝2ランを放っており、2試合連続で主砲がアーチを描いた格好だ
二人の活躍により、阪神はカード勝ち越しを決め、開幕3連勝を狙うこととなった
森下の打撃への自信
森下は本塁打を打つと、一塁を回る際には手をたたきながら表情を変えずにダイヤモンドを一周広島ファンの盛り上がりを一瞬で黙らせるような、逆転の一打だった
試合後、彼は「チャンスで回ってきた時のことを考えて練習している
ああいう場面で打つのが仕事だと思っているので、継続的にやりたい」とコメントした
これは選手が重要な場面でしっかりと打つことを求められるプロの世界の中で、森下の能力とメンタリティを示している
逆転ホームランの瞬間
6回に彼は、床田の145キロの直球を内角から捉え、左翼席へと飛ばしたこの本塁打は中国電力の看板に直撃し、鍵となる逆転の一撃となった
彼は「角度がすごくよかった
入ってくれてよかった」と振り返り、ホームランの感触に満足している様子が見受けられる
藤川監督の評価
藤川監督は、試合後に「打つべき選手が打った試合は取らないといけない、という思いがすごく強い4番が打っていますから、それは大切にしないといけない」と、森下のパフォーマンスに関して高評価を与えた
前の試合では佐藤輝が決勝弾を放ち、連続して主力選手が活躍したことを喜んでいる
阪神は開幕からの連勝によって、シーズンの期待を持たせるスタートを切った
最後に、森下は「まだ始まったばかり
明日に向けて頑張ります」と語り、気を引き締める姿勢を見せた
阪神タイガースの森下翔太選手が逆転ホームランを打ったことで、チームが開幕2連勝を果たしました。これは彼が新たに4番を任されたことで自信を持って打てるようになった証拠でもあり、試合の流れを一変させる力を持っています。新監督となった藤川監督の信頼も得ている彼が、今後どのように成長していくのか非常に楽しみです。
キーワード解説
- 逆転ホームランとは? 試合で劣勢から逆転する際に打たれるホームランのことを指します。このような一発は、試合の流れを変える大きな役割を果たします。
- 4番打者とは? チームにおける打順の一つで、主にパワーのある打者が入ります。通常、前の打者が出塁した際に繋いで得点を狙う重要な役割を担っています。
- 内角球とは? 打者の体の近くに投げられる球のことで、これを制御することはピッチャーにとって重要なスキルです。打者にとっては動揺や怖さを感じることもあります。

