オリックスがロッテを破り今季3勝目、曽谷投手が初先発初勝利を飾る

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◇プロ野球パ・リーグ オリックス 3-2 ロッテ(2日、ZOZOマリン)平日デーゲームの大接戦はオリックスが制して今季3勝目を挙げました

敗れたロッテはホーム開幕戦で今季初黒星を喫しました

開幕カードでは王者ソフトバンクに3タテを見舞ったロッテが本拠地に戻ってのこの一戦では、先発として西野勇士投手が登板しました

西野投手は初回に2三振を奪うなど、三者凡退に抑える好投を見せ、2回からも打者3人を抑える成績を残しました

最終的に6回を投げて1失点とオリックス打線を抑え込みました

一方、昨季先発ローテの一角を担ったオリックスの3年目・曽谷龍平投手が先発しました

曽谷投手は3回にセーフティースクイズで先制点を許しましたが、要所で三振を奪い最少失点に抑え、こちらも6回101球で1失点という数字を残しました

彼は西野投手と互角の投げ合いを繰り広げ、打線の援護を待ちました

試合が動いたのは7回

ロッテが西野投手に代わり中森俊介投手を投入すると、オリックスに攻撃の流れが来ました

1アウトから若月健矢選手がヒットで出塁し、次の打者はチームの野手最年長である西野真弘選手

彼は低めのストレートを捉え、ライトスタンドのテラス席へ打球を飛ばし、今季第1号の勝ち越し2ランを放ちました

このヒットによりオリックスは2点をリードしました

しかし、曽谷投手から2年目の古田島成龍投手へスイッチ後、ピンチの場面が訪れました

先頭バッター上田希由翔選手がセンターへの2ベースヒットを放ち、4番ソト選手がタイムリーヒットで1点差に迫りました

続くポランコ選手をフォアボールで出し、2アウト満塁の危機的状況に

しかし古田島投手はストレート勝負の末中村奨吾選手を打ち取ることに成功、1点に抑えました

最終9回、オリックスはクローザーのマチャド投手が先頭バッターを塁に出したものの、その後の3人を抑え、勝利を収めました

曽谷投手は初先発初勝利を記録し、チームは2連勝となりました

今回の試合はロッテとオリックスの両者が互いに力を発揮した好ゲームでした。特に若手選手の活躍が光り、曽谷投手の初先発初勝利は今後の彼にとって大きな自信になるでしょう。また、オリックスの攻撃も昨シーズンと比べて効果的に見え、チーム全体の雰囲気も良好に感じました。
キーワード解説

  • 曽谷龍平とは?曽谷龍平はオリックス・バファローズに所属するプロ野球選手で、主に先発投手として活躍しています。彼は昨季から先発ローテーションに加わり、さらなる成長が期待されています。
  • クローザーとは?クローザーとは、試合の終盤に登板し、チームが勝利を収めるために重要な役割を果たす投手のことです。通常、リードを保つために抑える必要があるため、精神的なプレッシャーが大きいポジションです。
  • セーフティースクイズとは?セーフティースクイズは、ランナーが三塁からホームに進塁しようとする際に、バッターがヒットを狙うと同時に、ゴロを打ってランナーをホームに返す戦術のことです。

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