阪神・大山悠輔が復調の兆し、巨人戦で重要な適時打

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◇巨人―阪神(4日・東京ドーム) 2季ぶりの王者奪還を目指す阪神にとって、重要な選手である大山悠輔の復調が鍵となる

阪神は三回、彼の適時打によって逆転に成功した

このスラッガーは今季、打率が1割台と苦しんでいたが、少しずつ光明が見えてきている

敵地で迎えた今季初の巨人との「伝統の一戦」

昨季、巨人は阪神に対して無安打無得点試合を含む4勝を挙げており、その強力な投手である戸郷翔征に臨む試合となったが、阪神は初回から幸先よく先制点を奪った

その後、すぐに同点にされる場面があったものの、三回に勝ち越しを果たした

先頭の中野拓夢が安打と盗塁で得点圏に進むも、続く佐藤輝明と森下翔太が凡退し、チャンスを広げることができなかった

しかし、大山はその場面で「(先発の村上)頌樹が頑張っていたので援護したかった」と意地を見せた

2球で追い込まれた後、4球目の高めの直球をしっかり捉え、中前へ運ぶと、快足の中野が一気に生還

3、4番が凡退した場面でも、その存在感を印象付けた

2023年にチームが日本一に輝いた際には全試合に出場し、ベストナインとゴールデングラブ賞を獲得した大山だが、昨季の成績は14本塁打、68打点と物足りなさを感じさせた

オフには国内フリーエージェント(FA)権を行使したが、最終的に残留を決意

推定5年総額17億円という大型契約は、球団からの大きな期待を表している

ポジションは本来の4番を若手の森下に譲ったが、今季は5番に入っている

経験豊富な9年目としてチームに貢献する大山の存在価値はますます大きくなっている

この記事は阪神の大山悠輔選手の復調に着目しており、彼の重要性が再確認される内容となっています。同選手が伝統の巨人戦で見せた活躍は、チームの士気を高める要因となるでしょう。特に、高打率を維持できなかった昨シーズンの反省もあり、今季のパフォーマンスには注目が集まります。
キーワード解説

  • 適時打とは?試合中において、選手がタイミングよくヒットを打ち、得点を上げる重要な打撃のことを指します。
  • フリーエージェント(FA)とは?選手が特定の期間に所属する球団から自由に移籍先を選ぶことができる制度のことです。
  • ベストナインとは?プロ野球における各ポジションの最優秀選手を表彰する賞です。
  • ゴールデングラブ賞とは?守備力が優れている選手に贈られる賞で、各ポジションから最も優れた守備選手が選ばれます。

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