広島・二俣翔一、顔面負傷を乗り越え送りバント成功で逆転勝利に導く

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広島・二俣翔一、顔面負傷後の奮闘で逆転勝利に貢献

「広島8-7DeNA」(5日、マツダスタジアム)で行われた試合において、広島の二俣翔一選手が顔面を負傷しながらも見事な送りバントを成功させ、チームの逆転勝利に貢献した

二俣選手は、ヤクルト戦での試合中にファウルチップが顔面を直撃し、前歯を8本も損傷する重傷を負った

このため、彼は治療を受けた後も顔を黒いマスクで覆い、試合に出場し続けるという強い意志を見せた

試合は8回に逆転されて迎えた9回、無死一、二塁という状況で、二俣選手はバントを決行

内角に食い込む150キロの直球をうまく打ち返し、投手前にボールを転がして送りバントを成功させた

このプレーによって、チームは同点に追いつくことに成功した

試合後のインタビューで、二俣選手は「チャンスが来ると思ったので、バントのサインが出るだろうと思っていた」と語り、前の打者が出塁した際にコーチからの指示があったことを明かした

特に速いランナーである羽月選手が二塁にいたことも後押しとなった

新井監督は二俣選手のプレーを高く評価し、「ものすごく勇気があるプレーだと思った

見ていても恐怖心があったが、よく決めた」と称賛の言葉を贈った

二俣選手の粘り強さとチームへの貢献は、選手たちの士気をさらに高めた

二俣選手の負傷にもかかわらず、彼が送りバントを決めたことはチームにとって非常に大きな意味を持つ。選手たちが彼の努力に感化され、チーム全体が一致団結する良い契機となったことは間違いない。特に新井監督の評価も二俣選手にとって大きな励みになっただろう。
ネットの反応

広島カープの二俣選手が、顔面を強打した後、負傷から初めて犠打を成功させたことに対するファンのコメントが寄せられました

多くのファンが二俣選手の根性や勇気に感動し、彼を称賛する一方で、怪我の影響について心配する声も少なくありません

二俣選手のバント成功の瞬間を目撃したファンは、その感動を「泣いてしまった」と表現し、彼の頑張りを心から応援する気持ちが伝わってきます

しかしながら、新井監督が彼にバントを指示したことに対して、「非常識」との意見もあり、二俣選手の健康を心配する声が目立ちました

バントの最中に再び顔にボールが当たるリスクがあることから、ファンは「気楽に下位打順で」とお願いするなど、二俣選手の健康管理への不安を示しています

また、二俣選手の回復状態について医師による診察を希望するコメントもあり、若い選手の未来を思う気持ちが見えます

それでも、ファンからは「頑張ってくれるのは嬉しい」との意見が多く、彼のガッツを認めつつ「素晴らしい選手」としての成長を応援する姿勢が伺えます

全体的に、二俣選手に対する敬意と将来への期待が入り混じったコメントが多く、今後の活躍に期待する気持ちが強く感じられました

ネットコメントを一部抜粋

  • 前回の顔面強打と同じコースだったので、投げた瞬間「あっ!」って声が出た。
  • 凄い男だな二俣は・・・・あっぱれをあげたい。
  • 本当に歯の影響がないのか専門医の診察を受けて欲しい。
  • 頑張ってくれるのは嬉しいが、歯の治癒は大丈夫なのか心配になります。
  • 二俣選手は漢じゃのー!全力で応援します。
キーワード解説

  • 送りバントとは?
  • 送りバントは、走者を進めるために投手や捕手の前にボールを転がす技術で、試合において戦略的に重要な役割を果たす。
  • 代打とは?
  • 代打は、先発選手に代わって打席に立つ選手のことで、特定の状況でより有利な選手を起用するために行われる。
  • 強行出場とは?
  • 強行出場は、選手が怪我や故障を抱えたまま試合に出ることで、その勇気と献身を示す行動である。

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