中日、延長戦で引き分け 先発のマラーが好投も援護不足

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◇8日 中日1―1広島(延長12回、ぎふしん長良川) 中日は8日、岐阜市のぎふしん長良川球場で行われた広島戦に延長12回の末、1―1で引き分けた

先発した新外国人左腕、カイル・マラー投手(27)は7イニング⅔で4安打1失点と好投

しかし、援護に恵まれず来日初白星を手にすることはできなかった

井上一樹監督(53)は相手の攻撃を1点にしのいだ6投手が踏ん張りをねぎらった一方、打撃陣がなかなか出塁できなかったことも指摘

本拠地・バンテリンドームナゴヤに戻る9日こそ、スカッと打ち勝ちたい

投手陣の粘りで何とか引き分けに持ち込んだ

今季10戦目で2度目となった延長戦は最終イニングの12回にまでもつれ込む死闘

両チームで合計13人の投手をマウンドに送り込んだ

序盤はハイテンポで進みながら、3時間38分の投手戦は1―1での痛み分けという結果に終わった

「(今季は)投手陣が本当に頑張っているという文言はよく聞いていると思うけど、投手があれだけ粘ってくれた

向こうの先発投手も映像みたりして研究しているけど、もう少し崩しておければなという試合でした」と井上監督は振り返った

先手を取ったのは中日だった

0―0の4回、来日初登板だった広島の先発右腕・ドミンゲスから先頭のブライトが四球を選んで出塁すると、続くカリステも2球で追い込まれながら4球続けてボール球を見極めて、無死一、二塁に

1死となってから板山も四球を選び、1死満塁という好機をつくった

ここで、6番・細川の打球は三遊間へのゴロ

逆シングルで捕球した遊撃手・矢野は二塁へ転送するのがやっとで、三走のブライトが生還

今季は満塁のときに9打数無安打

スカッとした形ではなくとも、泥くさく、先制点をもたらした

ただ、その後は広島の新外国人右腕から得点を奪えなかった

6イニングで5四球を出しながらも1安打1失点に抑えられた

「塁になかなか出ることができなかったというところ

チャンスをつくろうと必死になってどうやったら出塁しようか考えてやっているわけですから

どういう形にすればよかったのかなって」と指揮官は苦しい思いを吐露した

延長12回にも2死一、二塁とサヨナラ機をつくったが、代打・上林のバットは空を切って今季2度目の延長12回引き分けとなった

今回の試合は、中日の投手陣が素晴らしい働きを見せましたが、打撃陣が得点に結びつかなかったことが課題として浮き彫りになりました。特に延長12回のサヨナラ機会を逃したことは、今後の試合で改善が求められそうです。
ネットの反応

中日ドラゴンズの井上監督が、長良川で行われた試合後の会見で投手陣の活躍を称賛する一方、打撃陣、特に4番打者への厳しい意見が多く寄せられています

コメントでは、4番打者の打率が低く、結果を出せていないことに対する厳しい指摘が目立ち、「お試しの4番」としての采配への疑問が呈されています

また、投手陣の頑張りが無駄になっているとする意見もあり、打撃陣の改善が求められています

特に、0で打てていない選手に代打を送らないなどの采配に対しては、なぜ代わる選手がいないのかという疑問や、選手の起用法が適切でないとの指摘が相次ぎました

ネットコメントを一部抜粋

  • 投手陣はセ・リーグナンバーワン。
  • エースは勝てないときに力になる存在。
  • さすがにピッチャーが不憫でならない。
  • 打率一割台を4人も使うの止めて欲しい。
  • 結局、京田を理不尽に排除したことがずっと尾を引いている。
キーワード解説

  • 延長戦とは?野球で規定のイニングが終了しても同点の場合に行われる追加のイニング。勝敗を決めるために行われ、チームが勝利を目指して戦う重要な局面となる。
  • 援護とは?投手に対して打撃陣が得点を挙げ、サポートすること。特に一流の投手にはチームからの得点支援が求められ、試合の勝敗に大きく影響を与える。
  • 四球とは?投手がボールを投げた際、打者が打席で振らずに四球を選ぶこと。ボールが4つ投げられると、打者は一塁に進む。

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