石川投手は、初回には先頭打者の近本光司選手に出塁を許すも、キャッチャーの中村雄平選手が盗塁を刺し、試合の流れをつかむ助けとなりました
しかし、2回には、連続ヒットとフォアボールで満塁のピンチを迎えます
続く打者、7番・梅野隆太郎選手の打球を処理する際に、石川投手がホームへ悪送球をしてしまい、先制点を奪われました
さらに小幡竜平選手の犠牲フライで1点を追加され、ビーズリー投手にもセーフティスクイズを許し、この回で合計3点を失います
4回にもピンチが訪れるものの、石川投手はビーズリー選手と近本選手を抑え、無失点に切り抜けました
5回は、打たせて取るピッチングで三者凡退
しかし、6回には味方打線が阪神投手陣を攻め立て、ノーアウト2塁3塁から、相手のミスや代打・増田珠選手のタイムリーなどで一気に5点を奪い逆転します
この攻撃の間に石川投手は降板となり、結果的に彼には勝利投手の権利が与えられました
今年45歳の石川投手は、プロ24年目に突入し、2002年のルーキーイヤー以来、23年連続で勝利を重ねています
このままいけば、24年連続勝利というプロ野球新記録の樹立が期待されます
今回の試合で石川投手は意外にも苦しい場面が多かったものの、最後にはチームが逆転する展開を見せました。2002年から続く連続勝利は本当に素晴らしい記録であり、今後の試合でも彼がその偉業を達成できることを願っています。石川投手の経験と技術が光った試合とも言えるでしょう。
キーワード解説
- 勝利投手とは?:試合での勝利を得た投手のことを指します。試合中に勝ちに貢献した投手に与えられる称号で、一般的には試合を終えた時点で勝ち越している投手が対象となります。
- 悪送球とは?:フィールド上の選手が誤った判断や投げ方でボールを正しい位置に投げられないことです。このミスは相手に得点のチャンスを与えてしまいます。
- セーフティスクイズとは?:ランナーが次の塁に進むために、バッターがバントを行い、その間にランナーが進塁するプレーです。成功すれば、得点につながる重要な戦略です。

