ヤクルト・石川雅規、24年連続勝利の新記録を達成
2025年4月9日、甲子園で行われた阪神戦において、ヤクルトの石川雅規投手（45歳2カ月）がプロ野球の歴史に新たな金字塔を打ち立てた彼はこの試合で今季初先発し、5回83球を投げて5安打2奪三振1四球3失点（自責1）を記録
これにより、24年連続勝利という新たなプロ野球記録を達成した
この記録は、ロジャー・クレメンスが保持していた大リーグの記録とも並ぶものである
これにより、石川の通算勝利数は187勝となった
石川投手は試合中、自身のエラーにより先制点を許したものの、冷静な投球で5回を無失点で抑える活躍を見せた
その努めが仲間たちの打撃を呼び込み、6回には5得点を挙げる大逆転劇が展開された
試合後、ヒーローインタビューに登場した石川投手は、支えてくれた人々への感謝を述べつつ、「また1軍のマウンドに立てたことが本当にうれしい」と喜びを表現した
また、24年連続勝利の新記録は、工藤公康、山本昌、三浦大輔の23年を上回るものであり、石川自身は昨シーズンにも1年目から23年連続勝利という史上初の偉業を達成している
さらに、45歳以上での勝利は、歴代選手においても浜崎真二、工藤、公昌らに続く4人目の快挙である
試合中の打席では2打席に立ったが安打は記録できなかったが、昨シーズンまでに通算135安打を叩き出しており、安打の連続記録も維持している
昨年6月2日には、楽天戦での降雨コールドによる9年ぶりの完封勝利を挙げたことからも、石川選手の奮闘は続いている
友人のつば九郎からも祝福のメッセージが届き、彼の記録達成はチームやファンにとっても朗報となった
石川雅規選手の24年連続勝利という偉業は、プロ野球界においてその意義が大きい。彼が 45歳を越えても現役で活躍し続ける姿は、多くの若い選手たちにとっても模範となるだろう。継続的な努力や、支えてくれる人々への感謝の気持ちが、彼の成功に繋がっていることがよくわかる。今後の活躍にも注目が集まる。
キーワード解説
- 連続勝利とは？：連続勝利は、投手がシーズンごとに勝利を重ねることを指す。石川投手の場合、1年目からの23年間で毎年勝利を収めていることが特筆される。
- 自責点とは？：自責点はピッチャーが与えた点数であり、エラーが絡んでいない点数が計上される。石川投手はこの試合で自責1を記録した。
- ヒーローインタビューとは？：ヒーローインタビューは、試合で特に活躍した選手に対して行われる質問タイムで、ファンやメディアが注目する場でもある。
- 大逆転とは？：試合中、後れを取っていたチームが、後半に得点を重ねて逆転することを指すが、今回の試合では6回に5得点を挙げ逆転勝利を果たした。
